追手門学院高2
冬から関関同立・国公立を目指す計画
追手門学院高校の高校2年生で、同志社・立命館・関西・関西学院などの関関同立、あるいは大阪公立大学・神戸大学などの国公立を目指している場合、高2の11〜12月は進路を「大学名」から「必要科目と勉強順」に変える時期です。
追手門学院中・高等学校の公式サイトが公表する2026年度大学合格実績では、国公立大学60名、関関同立314名、産近甲龍551名の合格が掲載されています。国公立では大阪大学2名、神戸大学1名、大阪公立大学12名などが確認できます。
こうした数字を見ると「学校の勉強をしていれば関関同立や国公立へ行ける」と感じるかもしれません。しかし学校実績は卒業生全体の結果であり、個人の合格を保証するものではありません。自分がどの大学・学部を目指し、高2冬までに何を終えるかを決める必要があります。この記事では、追手門学院高校の高2が冬から関関同立・国公立を目指す場合に、英語を軸として、国語・選択科目・数学・理科をどう組み合わせるかを解説します。
※本記事は追手門学院高校と現論会の提携・推薦関係を示すものではありません。学校公式の合格実績は進路環境を理解するために参照しています。
目次
結論|高2冬は「関関同立か国公立か」で科目数を決め、英語を先行させる
追手門学院高2の冬に最も避けたいのは、「大学名は決まっているが、受験科目と高3春までの計画がない」状態です。関関同立志望なら、英語・国語・選択科目の3科目を高3春から本格的に回せる状態へ。国公立志望なら、英語・数学を中心にしつつ、共通テスト科目と二次科目を年間計画へ入れます。
ポイント
- 11月中に志望大学だけでなく学部・入試方式を確認する
- 私立文系は英語の基礎完成を優先し、選択科目を止めない
- 国公立は英数だけでなく共通テスト全科目の開始時期を決める
- 高2冬に大学別過去問を一度見て、必要レベルを知る
- 学校課題と受験参考書を重複させすぎない
- 部活・学校行事込みの週間計画を作る
- 茨木市内の塾を使うなら「授業追加」か「学習管理」かを先に決める
追手門学院高校の合格実績から分かること
追手門学院中・高等学校の公式サイトが公表する2026年度大学合格実績では、関関同立・産近甲龍だけでなく国公立への進路も確認できます。
- 2026年度公式実績:国公立大学60名・関関同立314名・産近甲龍551名
- 国公立では大阪大学2名・神戸大学1名・大阪公立大学12名
- 学校実績は卒業生全体の結果であり、個人の合格を保証するものではない
学校環境は大きな強みですが、授業を受けていれば自動的に志望校へ届くわけではありません。高2冬からは「学校の学習」と「自分の第一志望から逆算した学習」を一つの計画にする必要があります。
まず「関関同立」と「国公立」を同じ計画にしない
高2の段階では「できれば国公立、難しければ関関同立」と考えている人もいます。しかし、この2つは必要科目数が大きく違います。
関関同立・私立文系
- 英語・国語・地歴公民など3科目を中心に受験
- 大学・学部・方式によって科目や配点は異なるため公式情報を確認
- 英語を軸にしながら、古文・選択科目を高3でゼロから始めない状態を作る
国公立文系
- 英語・数学・国語に加え、共通テストで理科・社会・情報が必要
- 二次試験で数学や国語を使う学部もある
- 高2冬から全科目へ均等に時間を使う必要はないが、開始時期を決める
国公立理系
- 英語・数学・理科2科目が中心
- 高3では数ⅢCや理科の負担が大きくなる
- 共通テスト国語・社会・情報も必要になるため科目数を意識する
関関同立志望|英語を冬の最優先にする理由
関関同立志望者にとって英語は早い段階から具体的な悩みになりやすい科目です。高2冬の英語は、大学別テクニックへ急ぐより、次の順番を確認します。
1. 英単語
標準単語帳を一冊決め、主要範囲を2〜3秒以内に答えられる状態へ近づける。
2. 英文法
四択問題の正解を覚えるだけでなく、なぜその選択肢になるか説明する。
3. 英文解釈
主語・動詞・修飾関係を正確に取り、長文中で読み直す回数を減らす。
4. 長文
高2冬から短めでも継続し、時間を測る習慣を作る。
同志社・関大・関学・立命館では英語の形式が異なります。高3になってから第一志望が決まったら、大学別参考書ルートや過去問へ寄せます。
関関同立志望|国語・選択科目を後回しにしすぎない
英語を優先するあまり、古文や日本史・世界史を高3夏から本格化する人がいます。高2冬では、毎日長時間やる必要はありません。
- 古文単語15分、古典文法20〜30分を継続
- 現代文は週2〜3題でも、根拠を本文に戻す練習をする
- 日本史・世界史は学校進度の復習を週3〜5回入れる
- 選択科目は短時間でも「毎週触れる」ことが重要
通史を高3で一からやり直さなくてよい状態を作ることが目的です。
国公立志望|英数中心でも全科目の地図を作る
国公立志望では、英語と数学を最優先にしやすい一方、高3で他科目が一気に増えます。11月中に次の項目を一覧にしてください。
- 共通テストで必要な科目
- 二次試験で必要な科目
- 学校で全範囲が終わる時期
- 自分で先取りが必要な科目
- 高3夏までに完成させる教材
特に理系は数ⅢCと理科2科目、文系は数学・国語・社会のバランスを早めに確認します。
高2冬に過去問を見る意味
「過去問は高3秋まで取っておく」という考え方もありますが、高2冬に一部を見ることには意味があります。目的は点数を取ることではありません。
見るポイント
- 英語長文はどれくらい長いか
- 文法・語彙問題はあるか
- 数学はどのレベルの記述が必要か
- 国語は現代文・古文・漢文のどれが出るか
- 共通テストと二次の配点比率
- 選択科目の問題形式
これを見ると、今やっている参考書が何のためか理解しやすくなります。高2で過去問5割を目指す必要はありません。「一年後にこの問題へ挑むために、冬に何を作るか」を決める材料にします。
追手門学院高2の冬休みモデル
私立文系・1日5時間の場合
| 英単語 | 30分 |
| 英文法 | 60分 |
| 英文解釈 | 60分 |
| 長文 | 60分 |
| 古文 | 45分 |
| 日本史・世界史 | 60分 |
| 復習・暗記 | 45分 |
国公立理系・1日5時間の場合
| 数学 | 120分 |
| 英語 | 90分 |
| 物理または化学 | 90分 |
| もう一科目の理科 | 45分 |
| 英単語・国語・暗記 | 45分 |
部活日・2時間の場合
| 英単語 | 30分 |
| 数学復習 | 45分 |
| 英文法 | 30分 |
| 選択科目または古文 | 15分 |
毎日同じ内容にする必要はありません。長文と現代文、選択科目の演習を曜日ごとに入れ替えます。高2冬では、数ⅢCの先取りより数ⅡBCの完成を優先する場合もあります。
部活が忙しい場合|「毎日ゼロにしない科目」を作る
高2は部活の中心学年でもあります。部活日には、英単語30分・数学復習45分・英文法30分・選択科目または古文15分など、2時間程度でも構いません。
大切なのは、部活が忙しい日を「受験勉強ゼロの日」にしないことです。部活がない日に長時間学習をまとめる一方、暗記・復習は毎日継続します。
学校教材と参考書の重複を減らす
追手門学院高校ではコース・クラスや授業進度によって教材が異なるため、全員に同じ参考書ルートが合うとは限りません。塾へ入ったからといって、学校教材をすべて捨てて市販参考書へ変える必要はありません。
学校教材をそのまま使う条件
- 受験で必要なレベルと合う
- 解説を理解できる
- 反復する時間がある
- 確認テストができる
外部教材を追加する条件
- 基礎へ戻る必要がある
- 学校教材だけでは問題量が不足
- 志望大学の形式へつなぐ演習が必要
- 学校進度と入試までの期限が合わない
教材数ではなく役割で整理します。
11月〜3月の5か月計画
11月
志望校・科目を確定する。第一志望候補、関関同立か国公立か、必要科目を確認。秋模試から弱点2項目を決める。
12月
英数または英語中心の基礎を戻す。冬休みの30日計画で、単語・文法・数学既習範囲など、高3で詰まりやすい基礎を減らす。
1月
新高3の週間学習へ移行。部活がある日・ない日の時間割を固定。選択科目・理科・古文などの頻度を増やす。
2月
模試・確認テストで修正。冬にやった教材が得点へつながっているか確認し、同じ弱点が残っていればやり方を変える。
3月
春休みから高3本格化。長文、標準問題、選択科目通史、理科などを増やし、夏までの到達目標を作る。
茨木市内で塾を選ぶ場合
追手門学院高校は茨木市内にあり、大学受験塾の選択肢も複数あります。現論会茨木校の公式ページでは追手門学院高校を近隣高校として掲載しています。これは学校との提携を示すものではありません。現論会は阪急茨木市駅徒歩1分で、1日単位の学習計画、全科目のコーチング、自習室9:00〜21:30を案内しています。一方、JR茨木駅周辺にはマナビズムや駿台、阪急側にはKEC・武田塾・河合塾マナビスなど異なる形式があります。
比較するときの質問
- 関関同立なら英語をいつまでにどこまで?
- 国公立なら全科目を誰が管理する?
- 学校教材は使う?変える?
- 部活日でも実行できる計画か?
- 冬期講習後の1〜3月はどうなる?
- 自習室を週何回使える?
同じ模試結果を見せて、回答を比較してください。
関関同立・国公立で迷っている場合
高2冬に完全に決められなくても構いません。ただし、国公立を候補に残すなら数学・共通テスト科目を早い段階で捨てないことが重要です。「高3春に決める」としても、次の基礎を高2冬に継続しておけば、選択肢を残しやすくなります。
- 英語
- 数学
- 国語
逆に私立専願へ決めるなら、選択科目を早めに進め、英語の大学別対策へ移る時間を作ります。
よくある質問
追手門学院高校から関関同立を目指すなら高2冬に何をすべきですか?
英語の単語・文法・解釈を優先し、古文・選択科目を少量でも継続します。志望大学の過去問を一部見て、高3で必要なレベルを確認してください。
国公立と私立で迷っています。数学を続けるべきですか?
国公立を候補に残すなら、高2冬の時点で数学を完全に止めない方が選択肢を保ちやすくなります。学部・入試科目を確認して判断します。
学校の合格実績が多ければ塾なしでも大丈夫ですか?
学校全体の合格実績と個人の現在地は別です。自分で年間計画・教材選択・模試分析ができるなら塾なしでも進められます。
高2から関関同立の過去問を解くべきですか?
本格演習は急がなくても構いません。形式・問題量を知る目的で一部を見ると、英語や選択科目をどこまで上げるか決めやすくなります。
茨木市内の塾と梅田の塾、どちらがいいですか?
必要な指導と通塾頻度で決めます。日々の自習管理が目的なら近さを重視し、特定専門講座が必要なら梅田を含めて比較します。
まとめ|追手門学院高2は冬に「進路別の勉強順」を決める
追手門学院高校の公式実績からは、関関同立・産近甲龍だけでなく国公立への進路も確認できます。だからこそ高2冬に必要なのは、周囲の進路に合わせることではなく、自分の進路によって勉強順を変えることです。
- 関関同立志望は英語を先行
- 古文・選択科目を高3からゼロにしない
- 国公立志望は英数+全科目の開始時期を決める
- 高2で過去問を「レベル確認」に使う
- 学校教材と外部教材を役割で分ける
- 部活込みの週間学習を固定
- 1〜3月までつながる冬計画を作る
冬の2〜3週間だけ頑張るのではなく、高3春にどの教材・レベルへ到達するかを先に決めてから、11月の学習を逆算してください。





