同志社英語の時間配分【2027】
100分の大問別対策
同志社英語の過去問を初めて100分で解くと、「大問Ⅰだけで40分以上かかった」「長文Ⅱの途中で残り20分になった」「会話文まで行ったけど英作文を書く時間がなかった」「時間をかければ読めるのに、本番時間だと6割も取れない」ということが起こりやすいです。
2026年度の同志社大学全学部日程(文系)の英語は、代々木ゼミナールの最新講評によると100分・200点・大問3題。大問Ⅰは長文読解、大問Ⅱは長文読解、大問Ⅲは会話文という構成でした。
2026年度は大問Ⅰが879語、大問Ⅱが932語。長文には空所補充、同義表現、内容一致などがあり、Ⅰ・Ⅱのどちらかで英文和訳。大問Ⅲでは会話文空所補充と1〜2行程度の和文英訳が定番と分析されています。代ゼミは「相当のスピードに加え、英文や設問を読み解く高い精度も要求される」と評価しています。
つまり、同志社で必要なのは「とにかく速く読む」ことではありません。どこを速く、どこを丁寧に読むかを100分の中で決めることです。
目次
結論|最初は「35分+35分+25分+5分」から試す
本記事では、2026年度までの大問構成と教学社の傾向分析を基に、次をスタート案として提案します。
| 大問 | 編集部の開始目安 |
|---|---|
| Ⅰ 長文 | 35分 |
| Ⅱ 長文 | 35分 |
| Ⅲ 会話+和文英訳 | 25分 |
| 見直し・転記確認 | 5分 |
| 合計 | 100分 |
これは同志社大学が指定する時間配分ではありません。教学社の過去分析でも、長文2題に70〜75分、会話文に25〜30分程度という考え方が示されています。2026年度の長文量を踏まえても、まずは長文2題へ合計70分前後を確保し、会話文・英作文に25分前後を残す配分から試すのが合理的です。
ただし、全員が35・35・25で固定する必要はありません。重要なのは、「何分かかったかではなく、どの作業に何分使ったか」を記録することです。
なぜ今「同志社英語の時間配分」記事なのか
逆転合格コンパスのSearch Consoleでは、既存の「同志社英語の参考書ルート【2027】」が検索で強く反応しています。2026年8月4日エクスポートでは、/blog/70が153表示・15クリック・CTR9.80%・平均掲載順位5.92。「同志社 英語 参考書ルート」は平均掲載順位1位でした。
一方で、「同志社 英語 対策」は平均8.14位、「同志社 英語 時間配分」は9位と、関連需要はすでに表示されながら、まだ上位を取り切れていません。
そこで本記事は、既存の参考書ルート記事と内容を重複させず、100分の実戦運用だけを深掘りするサポート記事として作ります。参考書を知りたい読者は既存記事へ、時間切れを解決したい読者は本記事へ入り、相互リンクで回遊させます。
最新の同志社英語|2026年度は100分・大問3題
2026年度全学部日程文系の代ゼミ講評では、次の構成でした。
| 大問 | 形式 | 2026年度の特徴 |
|---|---|---|
| Ⅰ | 長文読解 | 879語、やや難。空所・同義・内容一致・整序等 |
| Ⅱ | 長文読解 | 932語、標準。内容理解・和訳等 |
| Ⅲ | 会話文 | 空所補充+和文英訳 |
同志社大学公式も、一般選抜では難問・奇問を避けつつ、記述式を用い、出題意図の理解・論理的思考・正確な表現を評価すると説明しています。
また2027年度の一般選抜入試要項は、2026年11月初旬の掲載予定と大学が案内しています。そのため、2026年8月25日時点では、2026年度までの実戦形式を中心に対策しつつ、11月の正式要項公開後に最終確認するのが正しい進め方です。
100分を4つの時間に分ける
「大問Ⅰ35分」とだけ決めても、改善できません。35分をさらに分解します。
- 1本文を読む時間
- 2選択肢を判断する時間
- 3和訳・英訳を書く時間
- 4迷った問題へ戻る時間
たとえば大問Ⅰに40分かかった場合でも、本文読解20分・同義語選択5分・内容一致10分・語句整序5分なら、本文速度だけを上げても改善しません。逆に、本文だけで30分かかっているなら、単語・構文・段落処理へ戻る必要があります。
大問Ⅰ|35分を超える原因を3つに分ける
2026年度の大問Ⅰは879語で、代ゼミはやや難と評価しています。長文が難しい年は、すべての設問を同じ速度で解こうとすると崩れます。
原因1|知らない単語ごとに止まる
知らない単語が一つ出るたびに意味を推測し続けると、本文の流れが切れます。文脈上重要でない語は仮置きして進みます。重要なのは、主語・動詞・接続・対比・筆者の評価です。
原因2|同義語問題で戻りすぎる
同志社では同意表現を問う設問が定番です。本文の単語だけを暗記していると、選択肢の言い換えで迷います。日頃から長文復習で「本文表現 → 選択肢の言い換え」をセットにして蓄積します。
原因3|内容一致を全部読み直す
内容一致のたびに本文の最初から読み直すと時間が足りません。各段落を読みながら、余白に主張・具体例・反論・結論を短く残すと戻る範囲を絞れます。
大問Ⅱ|Ⅰと同じ35分でも役割を変える
2026年度の大問Ⅱは932語で、大問Ⅰより語数が多い一方、代ゼミ評価は標準でした。語数だけで「Ⅱに多く時間を使う」と決めないでください。難度が低ければ、本文を一定速度で読み、設問に時間を残す方が得点しやすくなります。
大問Ⅱで確認すること
- 1段落ごとの主張
- 指示語の内容
- not A but Bなどの論理関係
- 内容一致の根拠
- 和訳対象文の構造
2026年度の和訳では相関表現を正確に捉える必要があったと分析されています。和訳は、本文全体を読んでから書きます。先に下線部だけ訳し切ろうとすると、指示語や文脈の意味を誤る可能性があります。
大問Ⅲ|25分を必ず残す
会話文は「短そうだから15分でいける」と考えがちですが、和文英訳があります。大問Ⅰ・Ⅱに時間を使い切ると、英作文をほぼ考えずに書くことになります。
| 内訳 | 目安時間 |
|---|---|
| 会話全体を読む | 7分 |
| 空所補充 | 8分 |
| 和文英訳 | 7分 |
| 見直し | 3分 |
和文英訳で時間を使いすぎない
同志社の和文英訳では、難しい日本語をそのまま高度な英語へ変換しようとすると時間がかかります。次の順で書きます。
- 1主語を決める
- 2文を短く分ける
- 3知っている基本構文へ言い換える
- 4時制・単複・冠詞を確認する
「難しい単語を使う」より、「意味を崩さず正確な英文にする」ことを優先します。
解く順番はⅠ→Ⅱ→Ⅲで固定すべき?
必ずしも固定する必要はありません。
Ⅰ→Ⅱ→Ⅲが向く人
- 問題冊子の流れに沿う方が集中しやすい
- 長文が得意
- 会話文を最後でも25分残せる
Ⅲ→Ⅰ→Ⅱを試す価値がある人
- 長文で時間を使いすぎる
- 会話・英作文を毎回空欄にする
- 最初に得点源を確保したい
ただし、順番を変えるだけで根本的な時間不足が解決するとは限りません。3年分ほど試し、得点・空欄数・焦り・見直し時間を比較してください。
「時間切れ」の原因診断
A|本文を読むのが遅い
症状:長文1題の本文だけで25〜30分以上。
戻る学習:単語・英文解釈・長文の再読速度。
B|選択肢で迷う
症状:本文は読めるが内容一致・同義表現で何度も戻る。
戻る学習:設問根拠、パラフレーズ、段落要旨。
C|和訳に時間がかかる
症状:構造分析を答案用紙上で一から始める。
戻る学習:英文解釈+過去問和訳の添削。
D|英作文で止まる
症状:日本語をそのまま訳そうとして書けない。
戻る学習:基本例文+言い換え練習。
E|全部解こうとして一問に固執
症状:語句整序や内容一致1問に3〜5分以上。
戻る学習:保留ルールを決める。
「保留」のルールを作る
100分で強い受験生は、すべての問題を一発で解く人ではありません。迷う問題から一度離れられる人です。編集部では、次のルールから試すことを勧めます。
- 60〜90秒考えて根拠が見えない選択問題は印を付ける
- 記述は空欄にせず骨格だけ書く
- 最後5分で戻る
これは大学公式ルールではなく、実戦管理の目安です。
8割を狙う人が「全問完璧」を捨てる理由
「8割」は同志社大学の公式合格基準ではありません。学部・年度・他科目によって必要点は異なります。
それでも、過去問で高得点を狙う段階になるほど、一問の難問に固執するより、標準問題の取りこぼしを減らす方が総得点は安定します。
たとえば「同義語で3分迷う」「語句整序で4分使う」「その結果、会話文の英作文を空欄」なら、難問1問を取るために、別の得点機会を失っています。「取る問題」と「後回しにする問題」を決める練習も、時間配分対策です。
過去問復習シート|時間を数字にする
過去問を解いたら次の表を作ります。
| 項目 | 大問Ⅰ | 大問Ⅱ | 大問Ⅲ |
|---|---|---|---|
| 開始時刻 | — | — | — |
| 終了時刻 | — | — | — |
| 正答率 | — | — | — |
| 語彙で止まった数 | — | — | — |
| 根拠不明の選択肢 | — | — | — |
| 記述空欄 | — | — | — |
3年分を並べると、「毎年大問Ⅰが遅い」のか、「難しい長文の年だけ遅い」のかが分かります。改善策が変わるため、1年分だけで時間配分を決めないでください。
9〜12月の時間配分トレーニング
9月|まず100分を経験する
- 2〜3週間に1年分
- 35・35・25・5を仮設定
- 大問ごとの終了時刻を記録
- 参考書へ戻る原因を一つ決める
10月|大問別に短縮する
- 長文1題35分→32分を試す
- 会話文は25分以内で英作文まで書く
- 内容一致の保留ルールを練習
11月|100分の再現性を上げる
- 週1年分程度へ増やす
- 日程・学部を変えても時間を再現
- 得点より「時間切れゼロ」を先に達成
12月|得点とのバランスを調整
- 速く解くだけで正答率が落ちるなら意味がない
- 時間・正答率・記述の完成度をセットで確認
参考書ルート記事との使い分け
本記事は「時間配分」に特化しています。もし「単語からやり直すべきか」「文法の次に英文解釈をやるべきか」「どの長文問題集を使うか」「赤本をいつから始めるか」を知りたい場合は、既存記事「同志社英語の参考書ルート【2027】高3夏からの勉強法」へ内部リンクします。
逆に参考書ルート記事の「過去問を始める時期」から、本記事へ「同志社英語100分の具体的な時間配分」というアンカーでリンクします。2記事をセットにすることで、「何を勉強するか」と「本番でどう使うか」の両方をカバーできます。
同志社英語で避けたい時間配分の失敗
- 1大問Ⅰが終わるまで時間を見ない
- 2難しい1問を飛ばせない
- 3英文を全文日本語へ訳しながら読む
- 4内容一致のたびに全文を読み直す
- 5会話文を最後の15分へ追い込む
- 6和文英訳を空欄にする
- 71年分だけで時間配分を固定する
よくある質問
同志社英語の試験時間は何分ですか?
2026年度全学部日程文系では100分でした。2027年度の正式要項は2026年11月初旬掲載予定と大学が案内しているため、公開後に志望学部・方式を確認してください。
大問Ⅰ・Ⅱは何分ずつがよいですか?
最初は各35分程度から試す方法があります。教学社の過去分析でも長文2題に70〜75分程度という考え方があります。自分の正答率と相談して調整してください。
会話文は最後でいいですか?
最後でも25分程度残せるなら問題ありません。毎回英作文が空欄になるなら、大問Ⅲを先に解く順番も試してください。
同志社英語で時間が足りないのは速読不足ですか?
速読だけが原因とは限りません。本文速度、選択肢処理、和訳、英作文、難問への固執を分けて測ってください。
2026年度の長文は何語でしたか?
代々木ゼミナール講評では、全学部日程文系で大問Ⅰ879語、大問Ⅱ932語と分析されています。
同志社英語で8割取れば合格ですか?
8割は大学公式の一律合格基準ではありません。学部・年度・国語・選択科目の得点によって必要点は変わります。総合点で判断してください。
時間配分は何年分試せばいいですか?
最低でも複数年度で試し、難しい年・標準年の両方で崩れないか確認します。1年分の得点だけで決めない方が安全です。
まとめ|同志社英語は「速く読む」より「時間を使う場所を決める」
同志社英語の2027年度対策では、次の点が重要です。
- 2026年度全学部文系は100分・大問3題
- 長文2題は879語・932語
- 長文には内容一致、同義表現、整序、和訳等
- 会話文には空所補充と和文英訳
- 最初は35分+35分+25分+5分から試す
- 本文、選択肢、記述のどこで時間を失うか分解する
- 難問を保留するルールを作る
- 複数年度で時間と正答率を再現する
同志社英語は、100分をただ急いで走る試験ではありません。高い精度を維持したまま、使う時間をコントロールする試験です。





