龍谷大学公募推薦【2027】
11月日程・科目・併願戦略
龍谷大学の2027年度公募推薦入試を受ける予定の高校3年生にとって、11月は「公募推薦だけに集中する月」ではありません。公募推薦を受けながら、関関同立や龍谷大学一般選抜、他の産近甲龍の公募・一般入試へどうつなぐかまで設計する必要があります。
龍谷大学公式が2026年9月時点で案内している2027年度公募推薦入試〔総合評価型〕は、出願期間が2026年11月1日〜11日、試験日は11月23日・28日・29日の3日間、合格発表は12月11日です。文系型では英語70分・国語60分、理系型では英語70分に加えて数学または理科などを使います。方式や学部によって条件が異なるため、最終的には2027年度入試要項を必ず確認してください。
この記事では、龍谷大学の公募推薦を「11月だけの入試」として終わらせず、出願、過去問、併願、一般入試への切り替えまで一つの計画として整理します。
目次
結論|龍谷公募は11月の3日間より「10月までの完成度」と「翌日の切替」が重要
龍谷大学公募推薦で重要なのは、試験日の直前に公募専用対策を大量に増やすことではありません。英語・国語・数学など一般入試にもつながる基礎を10月までに完成させ、11月は過去問形式へ寄せ、受験翌日から一般入試の計画へ戻れる状態を作ることです。
ポイント
- 2027年度公募推薦は11月1日〜11日出願、11月23日・28日・29日試験
- 3日間受験できる設計だが、受ける日数は他大学日程・体力・費用と合わせて決める
- 文系は英語70分・国語60分、理系は英語70分+数学・理科などが基本
- 公募の過去問対策は一般入試の基礎完成度を測る診断として使う
- 合否にかかわらず試験翌日から一般入試の3科目・共通テスト対策へ戻す
- 併願する場合は「合格したら本当に進学できる大学か」まで確認する
2027年度龍谷大公募推薦の日程
龍谷大学公式の2027年度入試情報では、公募推薦入試〔総合評価型〕の日程は次のように案内されています。
| 項目 | 2027年度 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月1日〜11月11日 |
| 試験日 | 11月23日・11月28日・11月29日 |
| 受験 | 3日間受験可能 |
| 合格発表 | 12月11日 |
Web入力だけでなく、受験料の納入や出願書類の郵送条件があります。出願期間最終日の扱いも公式要項で確認してください。
日程だけを見ると「11月下旬に3回チャンスがある」と考えたくなります。しかし、京都産業大学、近畿大学、甲南大学などの公募推薦も11月に集中します。第一志望が関関同立や国公立の場合、公募を受けすぎると一般入試の過去問演習が止まることがあります。公募推薦の日数を増やすことと、最終的な合格可能性を高めることは同じではありません。11月全体の受験カレンダーを先に作りましょう。
文系・理系の試験科目を確認する
龍谷大学公式では、2027年度公募推薦の解答方式・試験時間として、文系型は英語70分、国語60分、理系型は英語70分、数学は記述式60分、理科はマーク式60分と案内しています。学部・方式により利用できる科目や判定方法は異なります。
文系で確認したいこと
文系受験生は、英語と国語を公募だけの科目として扱わないことが大切です。英単語・英文法・英文解釈・長文処理、現代文・古文の基礎は、一般選抜でもそのまま使います。公募直前だからといって「龍谷専用のテクニック」に時間を使いすぎるより、過去問で見つかった弱点を通常教材へ戻して修正する方が、12月以降の伸びにつながります。
理系で確認したいこと
理系は英語に加え、数学や理科の選択・方式を確認します。数学は記述式と案内されているため、答えだけを出す練習ではなく、途中式を残し、条件を読み落とさず、時間内に答案を完成させる練習が必要です。高3秋は、難問に長時間粘るより「合格に必要な標準問題を確実に取る」練習を優先します。
まず過去問1年分を時間通りに解く
公募推薦対策を始める前に、龍谷大学の過去問を1年分、実際の試験時間で解いてください。ここで見るべきなのは点数だけではありません。
英語で確認すること
- 70分で最後まで到達できたか
- 単語で止まった回数
- 文法・語法の知識不足で落とした問題
- 長文は読めたが選択肢を切れなかった問題
- 1問に時間を使いすぎた場所
- 見直し時間を確保できたか
国語で確認すること
- 現代文と古文の時間配分
- 本文理解の失点か、選択肢処理の失点か
- 古文単語・文法の不足
- 根拠を本文へ戻せたか
数学で確認すること
- 最初に方針が立たなかった問題
- 計算ミスで落とした問題
- 記述不足で減点されそうな箇所
- 時間内に捨てる判断ができたか
過去問は「合格点を取れたら終わり」ではなく、自分の弱点を通常の参考書へ戻すための診断に使います。
9月後半〜10月|公募の前に一般入試の基礎を完成させる
11月に公募があるからといって、9月から公募だけの勉強へ切り替える必要はありません。むしろ10月までは、一般入試にも共通する基礎を仕上げる期間です。
英語
単語・熟語を反射的に出せる状態へ近づけ、文法問題集の主要分野を一通り完成させます。英文解釈で一文を正確に読み、長文で時間を測る練習へ移ります。龍谷大学公式の頻出英単語や過去問題解説講座も出題を知る一次情報として活用しましょう。
国語
現代文は根拠を本文へ戻す習慣、古文は単語・文法を優先します。公募直前になって新しい現代文参考書を増やすより、過去問で失点した原因を既存教材で修正してください。
数学・理科
典型問題を時間内に解ける状態を作ります。理系の秋は、難しい問題を一問解くことより、頻出範囲の基本〜標準問題を落とさないことが重要です。
11月1日〜11日|出願と勉強を同時に止めない
出願期間に入ると、方式選択、書類、受験料、試験会場などの確認で時間を使います。出願作業を受験生本人だけで抱え込むと、数日間勉強が止まることがあります。
おすすめは、出願開始前に家族と役割を決めることです。本人は志望学部・方式の最終確認と勉強に集中し、保護者は支払い期限や必要書類を一緒に確認する。入力後には必ず申込内容を見直す。これだけでも出願ミスを減らせます。
同時に、11月前半は一般入試の第3科目を完全に止めないことが大切です。公募で英語・国語しか使わない場合でも、一般で日本史・世界史・数学などを使うなら、毎日または隔日で最低限の学習量を残します。
11月中旬〜本番|新教材を増やさず過去問の失点を潰す
試験2週間前に最も避けたいのは、「不安だから新しい問題集を買う」ことです。
直前期は次の3種類に絞ります。
- 1龍谷大学の過去問
- 2過去問で落とした分野の既存教材
- 3毎日維持する暗記教材
過去問を解いた翌日は、点数だけ記録して終わらせず、誤答を「知識不足」「時間不足」「読み違い」「計算ミス」「判断ミス」に分類してください。同じ原因が2回続いたら、そこが直前の最優先課題です。
3日間すべて受験するべき?
龍谷大学公式は3日間受験できると案内していますが、全員が3日受ければよいわけではありません。
3日受験を検討しやすい人
- 龍谷大学の志望度が高い
- 他大学の重要日程と競合しない
- 過去問得点が合格圏付近にいる
- 連続受験でも体調を保てる
- 受験料・交通費を家族と確認している
日数を絞る方がよい人
- 関関同立・国公立が第一志望で一般対策を止めたくない
- 近大・京産・甲南など別大学の公募日程と重なる
- 連続受験で疲労が大きい
- 過去問で大きく合格圏から離れており、一般へ時間を回した方が合理的
- 合格しても進学意思が低い
「受けられる回数」と「受けるべき回数」は別です。
龍谷公募と関関同立一般を両立する週間計画
第一志望が関関同立で、龍谷公募を併願する場合は、11月でも一般入試の勉強を止めません。
平日の例
- 英語:龍谷過去問の復習+関関同立用長文
- 国語:龍谷形式の演習+古文知識
- 選択科目:毎日60〜90分を固定
- 暗記:就寝前20〜30分
休日の例
午前に龍谷公募の過去問を本番時間で解き、午後に復習。夕方以降は関関同立の選択科目や第一志望の過去問へ戻します。
公募対策と一般対策を曜日で完全に分けるより、「公募で使う英語・国語は共通学習」「一般だけで使う科目は最低量を維持」と考える方が両立しやすくなります。
公募受験翌日から一般入試へ戻す
公募推薦で最も差がつくのは、試験当日ではなく翌日です。手応えが良くても悪くても、自己採点だけで何日も引きずらないでください。合格発表は12月11日です。発表まで一般入試の学習を止めると、重要な2〜3週間を失います。
試験翌日に行うことは次の5つです。
- 1公募で詰まった分野をメモする
- 2一般入試で使う3科目の週間計画へ戻す
- 3第一志望の過去問日をカレンダーへ入れる
- 4公募専用の資料を一度片付ける
- 5合格発表・入学手続期限だけ家族と共有する
公募の結果は、一般入試の合否を決めません。公募で見つかった弱点を、一般の得点源へ変えることが大切です。
合格した場合|安心して勉強量を落とさない
併願可能な方式で合格し、第一志望が別にある場合は、進学先を確保できた安心感が大きなメリットになります。一方、安心した直後に勉強量が落ちるケースがあります。
合格発表当日に、入学手続Ⅰ・Ⅱや延納制度など最新の条件を公式資料で確認し、翌日から第一志望の計画を継続してください。龍谷大学の2027入試ガイドでは、公募推薦合格者向けに入学手続の締切や、条件を満たす場合の延納制度が案内されています。金額や条件は必ず最新要項で確認してください。
不合格だった場合|一般入試の診断材料に変える
不合格だったからといって、一般入試でも不合格になるとは限りません。募集人数、判定方式、科目、受験者層が異なるためです。
結果が出たら次の順で整理します。
- 公募の科目別得点・手応え
- 時間不足か知識不足か
- 一般入試との出題形式の違い
- 12月に伸ばせる分野
- 第一志望・併願校の過去問予定
感情的に志望校を下げる前に、一般入試で必要な点数と現在の差を見直してください。
よくある質問
龍谷大学の2027年度公募推薦はいつですか?
公式案内では出願期間が2026年11月1日〜11月11日、試験日は11月23日・28日・29日、合格発表は12月11日です。正式な条件は2027年度入試要項で最終確認してください。
3日間すべて受験した方が有利ですか?
判定機会は増えますが、他大学との日程、費用、体力、第一志望対策への影響もあります。龍谷大学への志望度と11月全体の受験計画で決めましょう。
公募推薦だけの問題集は必要ですか?
まずは公式過去問と現在使っている基礎教材を優先してください。過去問で見つかった弱点を既存教材へ戻して直す方が、一般入試にもつながります。
公募推薦に合格したら関関同立の勉強を続けるべきですか?
第一志望が関関同立で、出願方式が併願可能なら継続します。入学手続・延納条件を家族と確認し、安心感を第一志望対策へ変えましょう。
公募推薦で不合格なら龍谷大学一般も厳しいですか?
一概には言えません。公募と一般では方式・科目・募集状況が異なります。不合格の原因を分析し、一般入試で使う科目へ修正をつなげてください。
まとめ|龍谷公募を「11月のゴール」にしない
2027年度の龍谷大学公募推薦は、11月23日・28日・29日に実施される予定です。しかし、受験生にとって本当のゴールは公募推薦の合格発表ではなく、最終的に納得できる進学先を確保することです。
- 出願条件と方式は公式要項で確認する
- 10月までは一般にも使える基礎を仕上げる
- 11月は過去問形式へ寄せる
- 第3科目を完全に止めない
- 受ける日数は第一志望を含む受験全体で決める
- 試験翌日から一般入試へ戻す
- 合否を診断材料に変える
公募推薦と一般入試の両立が難しい場合は、現在の過去問得点、第一志望、受験予定日を一度一覧にし、「11月に何時間をどの大学へ使うか」まで週単位で決めることから始めてください。





