龍谷大学英語の参考書ルート【2027】
公募・一般対策
龍谷大学の2027年度入試で英語を使う受験生は、「公募推薦用の英語」と「一般入試用の英語」を別々に作る必要はありません。龍谷大学公式では、2027年度の公募推薦〔総合評価型〕、一般選抜のいずれも英語はマーク式70分と案内しています。もちろん方式・学部ごとに科目や判定方法は異なりますが、英単語・文法・長文を中心とした基礎は11月の公募から1〜3月の一般選抜まで共通して使えます。
さらに龍谷大学は公式の入試対策コンテンツとして、「龍大頻出!英単語・古文単語ファイル」、科目別一問一答、過去問題解説講座などを用意しています。大学側が公式に対策素材を出している以上、受験生は市販参考書だけで勉強するのではなく、公式情報と過去問を組み合わせる方が効率的です。
この記事では、2027年度龍谷大学英語に向けて、単語・文法・英文解釈・長文・過去問をどの順番で進め、どの状態になったら次へ移るかを整理します。
目次
結論|龍谷英語は「公募までに基礎」「一般までに70分の安定」を作る
龍谷大学英語で大切なのは、参考書を何冊終えたかではありません。公募推薦を受ける人は11月までに標準英語を一通り使える状態へ持っていき、公募過去問で時間配分を確認します。一般入試を受ける人は、その結果をもとに12〜1月で弱点を修正し、70分で安定して解く練習を増やします。
ポイント
- 2027年度の公募・一般で英語は原則マーク式70分と公式案内
- 公募と一般で基礎教材を分ける必要はない
- 龍谷大学公式の頻出単語・一問一答・過去問解説も使う
- 単語→文法→英文解釈→長文→過去問の順で、完成基準を決める
- 公募終了後は「合否待ち」ではなく、一般用の速度・精度を上げる
- 過去問は最後の仕上げではなく、現在地を測る診断にも使う
2027年度龍谷大学英語の基本情報
龍谷大学公式の2027年度入試情報では、公募推薦入試〔総合評価型〕の英語はマーク式70分、一般選抜入試の英語も前期・中期・後期でマーク式70分と案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公募推薦〔総合評価型〕英語 | マーク式70分 |
| 一般選抜(前期・中期・後期)英語 | マーク式70分 |
| 公募推薦 試験日 | 2026年11月23日・28日・29日 |
| 一般選抜 前期 | 2027年1月29日・30日・31日 |
公募推薦の試験日は2026年11月23日・28日・29日。一般選抜前期は2027年1月29日・30日・31日です。公募を受ける人にとっては、11月までに英語の基礎を一度完成させ、その後約2か月で一般入試レベルへ精度を高める二段階の計画が作れます。
ただし、年度によって細かな出題形式は変わる可能性があります。参考書ルートは固定せず、必ず最新の過去問と2027年度入試要項を確認してください。
最初に過去問を1年分解いて現在地を決める
参考書を買い足す前に、龍谷大学の過去問を1年分解きます。ここでは合格最低点だけを見るのではなく、英語の失点を5種類に分類してください。
- 1単語・熟語が分からない
- 2文法・語法が曖昧
- 3一文の構造を取れない
- 4長文の内容は分かるが設問を外す
- 5時間が足りず後半を落とす
この分類で最も多い項目が、今のスタート地点です。例えば、長文の最後まで届かないからといって、すぐ速読教材へ進む必要はありません。単語や文法で何度も止まっているなら、基礎の反応速度を上げた方が結果的に長文も速くなります。
段階1|単語は「龍谷で止まらない」標準語彙を固める
龍谷大学公式は、受験対策コンテンツとして「龍大頻出!英単語・古文単語ファイル」を案内しています。これは大学公式が頻出語彙を意識した対策素材を用意しているということです。ただし、公式ファイルだけで英単語学習を完結させるのではなく、普段使っている単語帳の定着確認に利用するのがおすすめです。
教材候補
完成基準
- 基本語義が2〜3秒以内に出る
- 長文中で標準語彙に止まらない
- 多義語は文脈で意味を選べる
- 熟語・前置詞の組み合わせを覚えている
- 龍谷公式の頻出語彙で抜けを確認できる
1冊を100%暗記してから長文へ進むのではなく、単語学習を続けながら長文で使えるか確認してください。
段階2|文法・語法は「知っている」から「すぐ判断できる」へ
文法問題集は一冊で構いません。
教材候補
大切なのは、正解番号を覚えることではありません。
完成基準
- 「なぜこの時制なのか」を説明できる
- 「なぜこの前置詞なのか」を説明できる
- 他の選択肢が違う理由を説明できる
- 標準問題を素早く処理できる
70分の試験では、知識問題で長く迷うほど長文に使える時間が減ります。文法・語法は難問を解く力より、標準問題を素早く処理する力を優先しましょう。
段階3|英文解釈で一文の読み違いを減らす
長文が苦手な人の中には、「読むスピード」より「一文の構造を何度も読み直すこと」が原因になっている人がいます。英文解釈では、主語・動詞、関係詞、分詞、同格、挿入、省略などを整理します。
教材候補
- 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編
- 入門英文問題精講
- 学校・塾の標準解釈教材
完成基準
- 主語・動詞をすぐ見つけられる
- 長い修飾関係を説明できる
- 関係詞がどの名詞を説明するか分かる
- 日本語訳を丸暗記せず、別の英文でも同じ構造を読める
高3秋なら、解釈本を何冊も追加する必要はありません。龍谷過去問で読めなかった一文を解釈教材へ戻し、同じ構造を翌週に読めるか確認しましょう。
段階4|長文は「精読→設問根拠→70分処理」の順
長文問題集では、最初から時間だけを追うと内容理解が雑になります。
1周目|正確に読む
時間を気にせず、語彙・構文・段落の内容を確認します。
2周目|設問の根拠を本文へ戻す
正解した問題でも、「本文のどこが根拠か」を説明できるか確認します。
3周目|時間を測る
同レベルの別文章で、読む時間と設問処理時間を記録します。
4周目|龍谷過去問へ接続
70分の中で、前半・長文・見直しに何分使ったかを記録します。
速く読むために飛ばし読みをするのではなく、「迷う回数」を減らすことが結果的に速度につながります。
段階5|過去問は「解く→戻る→解き直す」で使う
過去問を毎週解いても、復習方法が変わらなければ点数は伸びにくくなります。過去問を解いたら、誤答を次の表で分類してください。
| 失点原因 | 戻る場所 |
|---|---|
| 単語不足 | 単語帳・公式頻出語 |
| 文法・語法 | 文法問題集 |
| 構文 | 英文解釈 |
| 内容理解 | 長文精読 |
| 選択肢判断 | 設問根拠の確認 |
| 時間不足 | 各パートの時間記録 |
同じ原因が2回以上続いたら、その分野の参考書へ戻るサインです。
高3秋からの龍谷英語ルート
基礎が不安な人
- 1単語・文法・解釈を優先する
- 2長文は短めでも継続する
- 3公募2〜3週間前から過去問比率を上げる
- 4公募後は長文量を増やし70分通しを週1〜2回
標準レベルの人
- 単語・文法は維持に変える
- 長文と過去問を中心にする
- 過去問で落とした分野だけ参考書へ戻る
公募で合格圏が見えている人
- 公募対策だけに寄せすぎない
- 龍谷英語で標準問題の精度を高める
- 関関同立の長文・語彙・記述も残す
第一志望が関関同立なら、龍谷英語で標準問題の精度を高めながら、関関同立の長文・語彙・記述など上位大学向けの学習も残します。
11月公募と1月一般の2段階スケジュール
9月後半
過去問1年分で診断。単語・文法の弱点を洗い出し、英文解釈の未完成範囲を決めます。
10月
基礎教材を完成に近づける。長文を週3題以上、公募過去問を週1回、70分の時間感覚を作ります。
11月
公募過去問の比率を上げる。新教材を増やさず、第一志望の他科目も止めない。公募終了翌日から一般計画へ戻ります。
12月
公募の失点を一般対策へ反映。長文量と過去問演習を増やし、一般3科目のバランスを調整します。
1月
70分通し演習。直近3年程度の形式・失点傾向を確認し、暗記教材を毎日維持。新しい参考書は原則増やしません。
公募推薦で龍谷英語を使う人の注意点
公募の試験日が近づくと、英語・国語だけに集中したくなります。しかし、一般入試で社会や数学を使うなら、11月も最低限の学習を続けてください。
例えば1日4時間なら、次のように公募で使わない科目にも固定枠を残します。
- 英語:90分
- 国語:60分
- 一般用第3科目:60分
- 暗記・復習:30分
公募が終わった後に第3科目を再開するのではなく、細くてもつないでおく方が12月の立ち上がりが速くなります。
高2から龍谷大学を目指す場合
高2冬から龍谷大学専用の過去問対策を大量に行う必要はありません。優先順位は次の通りです。
- 1標準単語帳
- 2英文法
- 3英文解釈
- 4長文習慣
高2の冬に英語の基礎を整え、新高3春から長文量を増やせば、夏以降に大学別形式へ移りやすくなります。特に「英語が苦手だから高3で塾へ行く」と先送りするより、高2のうちに単語・文法の未完成部分を減らしておく方が、関関同立への志望変更にも対応しやすくなります。
龍谷英語で失敗しやすい勉強法
公式対策だけで完結させる
大学公式の頻出語や過去問解説は有益ですが、基礎を体系的に作る教材の代わりではありません。普段の単語帳・文法・長文と組み合わせて使いましょう。
参考書を何冊も並行する
同じレベルの単語帳・文法問題集を複数冊やるより、一冊の再現性を上げます。
過去問を採点して終わる
点数より、なぜ落としたかを分類し、翌日の教材へ反映することが大切です。
公募合格後に英語を止める
第一志望が別にある場合、公募合格は勉強を終える理由ではありません。安心感を一般入試の得点アップへ使います。
よくある質問
龍谷大学の2027年度英語は何分ですか?
大学公式では公募推薦〔総合評価型〕・一般選抜とも英語はマーク式70分と案内されています。学部・方式ごとの最新条件は2027年度入試要項で確認してください。
龍谷大学専用の単語帳は必要ですか?
まず普段の標準単語帳を完成させてください。その上で大学公式の頻出英単語ファイルを確認し、抜けを補う使い方がおすすめです。
公募と一般で参考書を変えるべきですか?
基礎教材は共通で構いません。公募は過去問比率を上げ、一般では公募後の失点を修正しながら長文・過去問演習を増やします。
英語が苦手でも11月公募に間に合いますか?
現在地によります。まず過去問を1年分解き、単語・文法・長文のどこが主要な失点原因かを特定してください。残り期間は弱点を2項目程度に絞る方が現実的です。
高2で龍谷志望なら過去問を解くべきですか?
本格演習は急がなくても構いません。ただし形式を知る目的で一部を見ると、「今の基礎学習が何につながるか」を理解しやすくなります。
まとめ|龍谷英語は公募と一般を一本のルートでつなぐ
龍谷大学の英語対策では、公募推薦と一般入試を別々の受験として扱わないことがポイントです。
- 単語帳1冊の反応速度を上げる
- 文法・語法を短時間で判断する
- 英文解釈で読み直しを減らす
- 長文は根拠を本文へ戻す
- 過去問で70分の時間配分を作る
- 公募後は翌日から一般へ戻る
- 公式対策コンテンツも活用する
今の参考書が龍谷英語のどの失点を改善しているのか説明できない場合は、まず過去問1年分の誤答を分類し、次の4週間で完成させる教材を1〜2冊に絞ってください。





