滋賀医科大学医学部医学科【2027】

滋賀医科大学医学部医学科【2027】
一般前期の配点・数学・理科・英語・面接対策

医学部入試

滋賀医科大学医学部医学科を第一志望に考えるなら、最初に押さえたいのが「一般前期の得点構造」です。滋賀医大の一般前期は、大学入学共通テスト650点と個別試験600点の合計1250点で合否が決まります。さらに面接は得点として加算されないものの、一定の基準に満たない場合は、学力の合計点にかかわらず不合格になる可能性があると明記されています。

この記事は、2026年9月29日時点で公表されている滋賀医科大学の2027年度入学者選抜要項と、これまでの公式入試結果をもとに、一般前期の配点、数学・理科・英語の優先順位、面接、出願時の注意点を数字で整理します。あわせて、2027年度の一般選抜の学生募集要項は11月上旬に公表される予定であることも踏まえ、出願前に必ず最新版を確認できる形にまとめています。

特定の塾を勧める記事ではなく、滋賀医大という一つの大学に絞り、どこに時間をかけるべきかを判断するための材料を提供する記事です。

情報確認日:2026年9月21日

※入試制度・日程・配点は大学公式の2027年度資料を優先して確認しています。参考書名、完成基準、月別計画は大学公式の指定ではなく、公開情報と過去問対策をもとにした編集部の学習提案です。

3科目のルートを無料で整理する

志望方式・模試・学校教材をもとに、科目の順番を整理します。

目次

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結論|滋賀医大の一般前期は「英数理を300点ずつ」で合否が決まる

滋賀医科大学医学部医学科の2027年度一般前期の最終得点は1250点です。うち共通テストが650点、個別試験が600点で、個別は数学200点・理科200点・英語200点の均等配点です。共通テストの配点を換算して加えると、数学・理科・英語はそれぞれ300点相当になります。つまり数学・理科・英語の3科目だけで、最終得点の大部分を占める構成です。

ここから読み取れる最大のポイントは、「特定の1科目だけを極端に伸ばす戦略が効きにくい」ことです。数学で得点を伸ばしやすい人も、英語で失点が少ない人も、3科目の総合点で競うことになります。逆に、数学の超難問が苦手でも、標準からやや発展レベルの問題を安定して処理でき、理科と英語を同じ水準まで引き上げられれば十分に戦略が立ちます。

  • 2027年度一般前期は一般枠55名+地域医療枠5名の予定
  • 共通テスト650点+個別600点=合計1250点
  • 個別は数学200・理科200・英語200の均等配点
  • 共通テスト換算後は数学・理科・英語が各300点相当
  • 面接は個人面接+グループワーク。一定基準未満で合点でも不合格
  • 志願者が募集人員の約4倍を超える場合は、共通テストで第1段階選抜を行う場合がある

2027年度の配点早見表

まずは数字を一枚にまとめます。細かな比率は募集要項で最終確認してください。

区分配点主な内訳
共通テスト650点国語200・地歴公民100・数学100・理科100・外国語100・情報50
個別600点数学200・理科200・英語200
合計1250点面接は別途段階評価
  • 一般前期は一般枠55名+地域医療枠5名の予定
  • 共通テスト650点+個別600点=1250点
  • 個別は数学200・理科200・英語200で均等
  • 共通テストを含めた合計では、数学・理科・英語が各300点相当
  • 面接は個人面接+グループワーク。一定基準未満で合点でも不合格になり得る

募集人員と日程|一般前期55名+地域医療枠5名

2027年度の医学部医学科の入学定員は、一時的な増員がない場合95名です。このうち一般前期は、一般枠55名と地域医療枠5名の計60名、学校推薦型選抜は一般枠24名と地元医療枠11名が予定されています。後期日程は実施されない点も、滋賀医大を考えるうえで押さえておきたい特徴です。

  • 一般前期の出願期間は2027年1月25日〜2月3日の予定
  • 個別試験日は2月25日・26日の予定
  • 合格発表は3月9日の予定
  • 滋賀医大の前期日程は、他の国公立医学科の前期とも重なるため、共通テスト後の自己採点をもとに他大学との相性も判断する必要がある

地域医療枠は2026年9月時点では5名の予定とされ、大学側の暫定定員増があった場合の人数は明記されていません。地域医療枠は滋賀県出身者を対象とする枠であり、滋賀県の医師養成奨学金の貸与を受けること、卒業後に県内の指定医療機関で勤務すること、キャリア形成プログラムに参加する意思が求められるなど、条件が伴います。合格可能性だけで選ぶ枠ではない点に注意してください。

共通テスト650点の内訳|国語200点が残る

2027年度の共通テストの換算は、国語200点、地理歴史・公民100点、数学100点、理科100点、外国語100点、情報50点の合計650点です。数学・理科・外国語については、元の得点を2分の1に圧縮したうえで、情報も同じく2分の1に圧縮した形で利用されます。英語はリーディングとリスニングを4対1の比率で換算します。

注意したいのは、理系科目が得意な人でも共通テストは「理科の負担が小さい」わけではないことです。理科は100点分に圧縮され、国語200点がそのまま残ります。二次試験対策を進めるあまり国語・社会・情報を完全に放置すると、共通テストの配点で大きく差がつきます。二次対策と並行して、共通テストの国語・社会・情報を定期的に触れておくことが重要です。

個別600点の内訳|数学・理科・英語が各200点

個別試験は数学200点、理科200点、英語200点です。理科は物理・化学・生物から2科目を選択し、各100点相当になります。数学・理科・英語のいずれか一つが突出しても、他が崩れれば合計点は伸びません。この均等配点は、そのまま学習計画に反映させてください。

高2〜高3春は英語と数学の土台を優先し、理科は2科目を並行して進めます。高3の夏以降は3科目を均等に扱い、過去問演習で「どの科目が得点を伸ばし、どの科目で失点するのか」を判断しながら、失点の大きい科目を底上げする形が有効です。

数学対策|数学I・II・III・A・B・Cの全範囲が出題対象

滋賀医大の個別数学は、数学I・II・III・Aの全範囲に加え、数学Bの数列、数学Cのベクトル・平面上の曲線・複素数平面が出題範囲に含まれます。数学200点は最終1250点の16%を占め、共通テストの数学100点と合わせると、数学全体で300点相当になります。

医学部志望者は数学の学習時間を極端に増やしがちですが、滋賀医大は3科目均等配点です。数学ばかりに時間を寄せると、理科や英語が遅れる危険があります。滋賀医大を目指すなら、典型問題を見た瞬間に方針が立つ状態を作り、そのうえで記述答案の精度を高め、複数分野を組み合わせた問題に対応できる力を伸ばすことが目標になります。

  • 高2〜高3春:数学I・A・II・B・Cの主要単元を、教科書例題から標準問題まで処理できる状態にする
  • 数IIIは極限・微分・積分の基本操作を早めに固める
  • ベクトル・数列・複素数平面は、公式だけでなく条件式を立てる練習を行う
  • 標準問題の取りこぼしを減らすことが、難問対策より得点に直結する

理科対策|2科目選択、完成の早さが勝負を分ける

個別理科は、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目を選択し、各科目の全範囲が対象です。2科目で200点、つまり1科目100点相当になります。理科で重要なのは、医学部特有の難問を追うことより、2科目を試験日までに同時に仕上げることです。高3の春に片方が未習のままの場合、夏以降に数学・英語・共通テストの国語や社会と競合してしまいます。

物理を選ぶ場合

公式の暗記に偏らず、現象の図示や条件から式を立てる練習を重視します。力学・電磁気の完成が遅れると後半単元に響くため、早めに穴を埋めてください。

化学を選ぶ場合

理論分野は計算問題、無機・有機は知識分野として並行して進めます。片方だけに偏らず、得点源を2つ持つ意識が有効です。

生物を選ぶ場合

用語の暗記より、考察問題や文章から条件を読み取る練習が必要です。読解型の問題で差がつきやすい科目です。

2科目のうち片方を満点近くまで伸ばし、もう片方を最低限で済ませる設計より、両方を大学の要求水準で安定させるほうが、合計点は伸びやすくなります。科目間に有利・不利が生じる配慮は大学から明記されていますが、実際の得点の安定性は模試と過去問で確認してください。

英語対策|200点を取るための長文・記述の基礎体力

英語も個別200点で、数学・理科と同じ比重です。医学部志望者は数学・理科に時間を寄せやすく、英語の伸びを高3の秋に持ち越してしまうことがあります。しかし英語は合計点の回復に時間がかかる科目です。高2〜高3春に、単語・文法・語法・英文解釈の基礎を終え、長文に毎週触れる習慣を作ってください。

高3では過去問を使い、要求される解答量と答案形式を確認しながら、時間内に答案を作る状態へ変えていきます。共通テストの英語も100点相当の配点なので、二次英語と共通テスト英語を別科目のように分断せず、語彙・速読・要点把握の共通の土台として捉えると、学習の効率が上がります。

面接対策|個人面接+グループワーク

滋賀医大の一般前期では、個人面接とグループワークが実施されます。大学は、将来医師・研究者としての資質や適性の観点から評価するとしています。面接は段階評価で、一定の基準に満たない場合は、合点であっても不合格になると明記されています。

  • 志望理由を丸暗記して読み上げるだけでは不十分
  • 医学科で学びたいこと、滋賀医大で学ぶ理由、医療・研究への関心、自分の経験を一貫して説明する
  • グループワークでは、声の大きさより相手の発言を理解し、論点を整理し、自分の考えを出し、必要に応じて他者の意見を取り入れる姿勢が問われる
  • 医療課題に対して「賛成・反対」を考える際は、複数の立場を整理して考る練習を普段から行う

直前に型を暗記するのではなく、高3の夏から志望理由や医療課題への考え方を言語化しておくと、面接本番で落ち着いて話せます。

地域医療枠|滋賀県出身者限定と卒業後の条件

地域医療枠についても確認しておきます。2027年度一般前期の地域医療枠は滋賀県出身者を対象とし、出身地に関する要件が定められています。また、滋賀県の医師養成奨学金の貸与を受け、卒業後に県内の指定医療機関で勤務すること、キャリア形成プログラムに参加する意思が求められるなど、複数の条件があります。

奨学金や勤務義務の条件を理解したうえで出願しないと、入学後に想定と異なるという事態になりかねません。地域医療枠を検討する場合は、条件を必ず一次情報で確認し、家族とも話し合ってください。

高2・高3の学習計画

滋賀医大に照準を合わせた学習は、高2の段階から少しずつ専用化していきます。ただし英語・数学・理科2科目という国公立医学部共通の土台を強くしておけば、志望校変更にも対応できます。

時期やること
高2 秋冬英語の単語・文法・解釈、数学I・A・II・B・Cの標準問題の安定、理科の既習範囲の定着
高3 春〜初夏数III・理科の未習範囲の進行、記述演習の開始、共通テスト科目の同時進行
高3 夏3科目を均等に扱い、記述答案の精度を上げる。共通テスト対策も継続
高3 秋滋賀医大形式に合わせた過去問演習と、答案作成・面接の具体化

特に危険なのは「数学を伸ばすために理科を後回し」「理科を終わらせるために英語を後回し」という科目の直列化です。滋賀医大は英数理の均等配点なので、週の中では科目を並行して扱い、月ごとに配分を調整するほうが合理的です。

共通テスト後の出願判断では、自己採点を650点満点に換算し、個別の英数理600点の現実的な得点を過去問・模試・記述答案から見積もってください。前年度の倍率だけで判断せず、共通テスト換算点と二次の再現得点の合計で比較するほうが、滋賀医大の選抜方式に合った判断になります。

過去問の入手方法

滋賀医科大学の医学部医学科一般選抜の過去問題は、大学の窓口で閲覧できる案内があります。一部の年度は事前予約が必要で、持ち出しや撮影ができない場合があります。市販の過去問題集を使う場合も、大学公式の出題範囲と照合し、古い年度のものを2027年度にそのまま当てはめないよう注意してください。

ポイント|滋賀医大対策は「難問を解く」より配点に合わせた総合力

  • 2027年度一般前期は一般枠55名+地域医療枠5名の予定
  • 共通テスト650点、個別600点、合計1250点
  • 個別は数学・理科・英語が各200点
  • 共通テストを含めると英数理が各300点相当で、3科目のバランスが重要
  • 面接は個人面接+グループワーク。一定基準未満で合点でも不合格
  • 高2〜高3春に英数理の共通の土台を作り、高3夏以降に大学別の記述演習へ入る

滋賀医大の対策は「難しい問題を解けるようにする」ことより、配点に合わせて英数理をまんべんなく仕上げる本質にあります。模試の偏差値だけでなく、実際の換算点で学習計画を作ってください。

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現論会で相談するときに持ってくるとよいもの

現論会で相談する場合も、次のものを持ってくると、滋賀医大の配点に合わせた計画を整理しやすくなります。

1.直近の共通テスト模試の成績
2.記述模試の結果
3.使っている英数理の教材
4.学校の進度と未習範囲
5.現在の学習時間
6.滋賀医大の志望度

相談では、志望校の配点に自分の得点を当てはめ、「どの科目を、いつ、何点分伸ばすか」を整理します。

滋賀医大の配点に合わせた学習計画を無料で整理しませんか?

共通テスト模試・記述模試・学校教材をもとに、英数理の優先順位と高3夏までの計画を整理します。

よくある質問

Q1.

滋賀医科大学医学科に後期日程はありますか?

2027年度の一般選抜は前期日程が基本です。後期は他大学との組合せを考える必要があります。最新の学生募集要項で確認してください。

Q2.

滋賀医大は共通テストを重視しますか?

最終配点は共通テスト650点、個別600点です。共通テストも個別と同等以上に大きな比重を持つ設計で、どちらか一方だけでは判断できません。

Q3.

二次試験で最も重視される科目はどれですか?

個別は数学・理科・英語が各200点で同配点です。理科は2科目の合計で200点です。1科目だけを極端に伸ばすより3科目のバランスが重要です。

Q4.

面接は点数化されますか?

面接は段階評価です。一定の基準に満たない場合は、合点であっても不合格になると明記されています。

Q5.

地域医療枠は滋賀県外からでも受けられますか?

2027年度一般前期の地域医療枠は滋賀県出身者を対象とする要件があります。奨学金の貸与や卒業後の勤務、キャリア形成プログラムの参加など複数の条件があるため、必ず一次情報で確認してください。

Q6.

滋賀医大の過去問はどこで入手できますか?

大学の窓口で閲覧できる案内があります。事前予約が必要な場合や撮影不可の場合があります。市販教材を使う場合も公式の出題範囲と照合してください。

まとめ|滋賀医大は配点に合わせて英数理を仕上げる大学

滋賀医科大学医学部医学科の2027年度一般前期は、共通テスト650点と個別600点の合計1250点で合否が決まります。個別は数学・理科・英語が各200点、共通テストを含めると英数理が各300点相当となり、3科目の総合力が問われます。面接は個人面接+グループワークで、一定基準未満の場合は合点でも不合格になり得ます。難問を解くことより、配点に合わせて英数理をまんべんなく仕上げ、模試と過去問の換算点で学習計画を作ってください。

  • 2027年度一般前期は一般枠55名+地域医療枠5名の予定
  • 共通テスト650点、個別600点、合計1250点
  • 個別は数学・理科・英語が各200点の均等配点
  • 共通テストを含めると英数理が各300点相当で3科目のバランスが重要
  • 面接は個人面接+グループワークで一定基準未満は不合格になり得る
  • 高2〜高3春に英数理の土台、高3夏以降に大学別の記述演習へ

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