ChatGPTで模試結果を分析する方法|弱点の優先順位と次の勉強計画を決める

模試結果の表と答案を前に、優先順位を考える女子高校生の写真(記事ヒーロー)

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模試の結果をAIに渡すと、それらしい分析が返ってきます。しかし、それらしい分析は、根拠が薄いことがあります。答案を見ていないのに「原因は語彙力です」と言い切られると、次の勉強が間違った方向に進みます。

この記事では、架空の模試データを表にして渡し、得点の再計算、失点の内訳、原因の候補、優先順位、2週間の計画、再テストまでを実演します。使うデータはすべて架空で、個人情報は含みません。偏差値や合格可能性は算出しません。

このページは2026年10月26日時点の下書きで、公開日を示すものではありません。

目次

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1. AIに任せてよいことと、任せないこと

任せてよいのは、計算の再確認、表の整理、失点の並べ替え、質問の列挙です。数字を足す、割合を出す、順番を付ける。これらは、元のデータが正しければ確認しやすい作業です。

任せないほうがよいのは、原因の断定と、合否の判断です。原因は答案を見ないと分かりません。合否は、模試の主催者が判定するもので、AIが提供するものではありません。

だから、最初に渡すデータに「答案はまだ見ていません」と書きます。書かないと、AIは答案を見た前提で、もっともらしい原因を作ります。

2. 架空の模試データを表にする

図1:架空の模試データ(教材用の作例)

実際の模試結果ではありません。得点率と失点を自分で計算して確認します。

大問得点配点得点率失点
語彙162080%4
文法102050%10
読解244060%16
英作文82040%12
合計5810058%42

表だけ横スクロールできます。

計算の前提の確認はOpenAI公式ヘルプ「ChatGPTでのデータ分析」にあります。表の形や列名を整えてから渡すと、前提を確認しやすくなります。

教材用の作例。実在の模試・受験者の結果ではありません。

大問得点配点得点率
語彙162080%
文法102050%
読解244060%
英作文82040%
合計5810058%

この表は架空の例です。実際の模試の結果ではありません。得点率は、得点 ÷ 配点 × 100 で出します。語彙なら 16 ÷ 20 × 100 = 80% です。

失点は、配点 − 得点 です。語彙4、文法10、読解16、英作文12。合計すると42で、100 − 58 = 42 と一致します。この一致を確認しないと、あとの優先順位がずれます。

3. 個人情報を落としてから渡す

図2:渡す前と渡した後(教材用の作例)

分析に不要な情報は落とします。架空の例です。

渡す前

  • ・氏名、学校名
  • ・受験番号、会場
  • ・生年月日、住所
  • ・志望校の具体名

渡した後

  • ・学年:高3
  • ・志望:関西の私立文系
  • ・大問ごとの得点と配点
  • ・答案の内容、かかった時間

残す判断

分析に使う情報だけを残します。氏名がなくても、得点と答案の内容があれば分析はできます。

教材用の作例。実在の個人・学校の情報ではありません。

模試の結果には、氏名、学校名、受験番号、会場が入っています。分析に不要なものは、渡す前に消します。必要なのは、大問名、得点、配点、答案の内容、かかった時間です。

消すものは、氏名、学校名、受験番号、住所、生年月日です。残すものは、学年、志望校の種類、大問ごとの得点と配点です。志望校名も、必要なら「関西の私立文系」のように種類に置き換えます。

設定の変更や削除の操作は、この記事では扱いません。渡す範囲を自分で絞る、という前提で進めます。

4. 最初の依頼全文

操作説明用の模式図:コピーから送信まで

記事のコピペ枠 → 入力欄 → 送信 → 回答、の順に進みます。

1

大問ごとの得点と配点を表にする

2

個人情報を落として貼る

3

再計算と原因候補までを頼む

4

計画は原因を絞ってから作る

新しい会話画面の名称や配置は環境で異なります

あなた(架空データと条件)

語彙16/20、文法10/20、読解24/40、英作文8/20、合計58/100です。得点率と失点を再計算し、原因を断定せず候補を出してください。

回答

失点42の内訳と、大問ごとの原因候補が返る。まず計算の一致を確認します。

メッセージ入力欄

読解の失点のうち、空欄は何点分かを分けて考えたいです。

送信ボタンを基本にする(Enterの動作は環境で異なります)

操作説明用の模式図。画面や名称は環境で異なります。ブラウザーのアドレス欄とメッセージ入力欄は別物です。アドレス欄に文章を貼っても送信されません。

最初に送る文はこれです。

コピペ用プロンプト
高3の英語の模試結果を分析したいです。以下は架空の例で、個人情報は含みません。答案はまだ詳しく見ていないので、原因を断定しないでください。
・語彙 16/20
・文法 10/20
・読解 24/40
・英作文 8/20
・合計 58/100
次の順でお願いします。
1. 得点率と失点を再計算し、合計が合うか確認する
2. 失点が大きい順に並べる
3. 原因の候補を、大問ごとに2〜4個あげる(断定しない)
4. 追加で私に聞くべき質問を5個あげる
5. まだ計画は作らない

PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。

実際の入力画面(スクリーンショット)

操作説明用の模式図とは別に、実際の画面を撮影したものです。画面の名称・配置は環境で変わります。

タップ・クリックで拡大

2026年10月26日に実際のChatGPT入力欄で撮影した、送信前の入力例です。得点の再計算と、原因を断定しない条件を書いています。返ってきた分析結果ではなく、実在の模試結果でもありません。
  1. 1大問の得点と配点を書く
  2. 2再計算と照合を頼む
  3. 3原因は断定させない

この画面は送信前の入力までを写したものです。記事中の回答例は説明用に整理した作例で、この画面から返ってきた実際の回答ではありません。個人情報は画面の範囲外にしています。

最後の一文が大事です。いきなり計画を作らせると、原因が確定していないのに、計画だけが先に進みます。

5. 再計算と失点の確認

図3:得点率と失点の計算(教材用の作例)

得点率は 得点 ÷ 配点 × 100。失点は 配点 − 得点。合計が合うか確認します。

語彙

16 ÷ 20 × 100 = 80%

20 − 16 = 4

文法

10 ÷ 20 × 100 = 50%

20 − 10 = 10

読解

24 ÷ 40 × 100 = 60%

40 − 24 = 16

英作文

8 ÷ 20 × 100 = 40%

20 − 8 = 12

失点の合計 4 + 10 + 16 + 12 = 42

100 − 58 = 42 と一致するか確認します。

返ってくる計算はこうです。語彙の得点率80%、失点4。文法50%、失点10。読解60%、失点16。英作文40%、失点12。合計58、失点42。

ここで確認するのは2点です。得点率の分母が配点になっているか。失点の合計が、100 − 得点と一致するか。どちらかがずれていたら、元の表に戻します。

配点比率と原因を混同しないことも大事です。読解は配点40なので、失点16でも得点率は60%です。配点が大きいから失点が大きく見えるだけで、原因が読解にあるとは限りません。

6. 失点の大きさを棒グラフで見る

図4:失点の内訳(教材用の作例)

読解16と英作文12で28点。全体42点の3分の2を占めます。

語彙
4
文法
10
読解
16
英作文
12

失点が大きい順=勉強する順、ではありません。

失点は、読解16、英作文12、文法10、語彙4です。棒グラフにすると、読解と英作文で28点、全体の3分の2を占めることが分かります。

ただし、失点が大きい順に勉強するとは限りません。読解16点は、語彙と文法の不足が重なった結果である可能性があります。原因が下位にあると、読解だけを練習しても伸びません。

だから、次の段階で原因の候補を出し、追加の質問で絞ります。

7. 原因の候補を4つに分ける

図5:1つの誤答に対する原因の候補(教材用の作例)

答案と時間の記録がないと確定しません。決められないものは保留にします。

語彙

単語の意味が分からず落とした

構文

文の構造が取れず意味を取り違えた

設問条件

何を答えるかの条件を読み落とした

時間

時間不足で空欄・雑になった

追加の質問で、候補を1つに絞ります。絞れなければ「原因未確定」。

1つの誤答でも、原因は複数あります。ここでは4つの候補で考えます。語彙、構文、設問条件、時間です。

語彙は、単語の意味が分からずに落とした場合。構文は、文の構造が取れずに意味を取り違えた場合。設問条件は、何を答えるかの条件を読み落とした場合。時間は、時間が足りずに空欄または雑になった場合です。

この4つは、答案と時間の記録がないと確定しません。答案を出していないなら「原因未確定」と書かせます。

追加の質問の例はこれです。

コピペ用プロンプト
読解の失点16点のうち、空欄は何点分ですか。時間切れは何問ですか。設問の条件を読み違えた自覚はありますか。

PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。

8. 小問単位の表を作る

図6:小問単位の記録(教材用の作例)

例番号・配点・自分の答案・正解・時間・原因仮説・再現の7列です。

例配点自分の答案正解時間原因仮説再現
12アイ40秒語彙未確認
22空欄ウ0秒時間未確認
33エエ70秒一致済
43オカ90秒設問条件未確認

表だけ横スクロールできます。原因仮説は答え合わせの後に自分で書きます。

教材用の作例。実在の問題・答案ではありません。

大問の合計だけでは、原因は絞れません。小問単位の表を作ります。列は、例番号、配点、自分の答案、正解、かかった時間、原因仮説、再現できたか、です。

例配点自分の答案正解時間原因仮説再現
12アイ40秒語彙未確認
22空欄ウ0秒時間未確認
33エエ70秒一致済
43オカ90秒設問条件未確認

この表も架空の例です。原因仮説の列は、答え合わせの後に自分で書きます。AIに書かせると、答案を見ていないのに断定した文が入ります。

9. 原因は追加の質問で絞る

「読解が苦手」だけでは、次の行動が決まりません。追加の質問で、候補を1つに絞ります。

コピペ用プロンプト
例2は空欄でした。時間が足りなかったのか、語彙が分からなかったのかを分けたいです。どちらを確認すればよいか、質問を3つください。

PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。

返ってくる質問の例は、その問題に何秒使ったか、本文の該当段落を読めたか、選択肢の語彙は分かったか、です。答えると、原因の候補が減ります。

絞れない場合は、保留にします。保留のまま計画に入れると、根拠のない対策になります。

10. 優先順位は3つの軸で決める

図7:優先順位の比較(教材用の作例)

失点量・短期修正・波及の3つで並べます。この表は確認前の仮例です。

語彙

失点 4点短期 大波及 大

判断:先に着手

文法

失点 10点短期 大波及 大

判断:先に着手

読解

失点 16点短期 中波及 小

判断:語彙・文法の後

英作文

失点 12点短期 中波及 小

判断:型の確認から

追加確認で語彙と文法に共通の誤答が見つかった場合の仮例です。確認前は順位を確定しません。短期修正のしやすさと波及は、得点だけでは決められません。

軸は3つです。失点量、短期での修正可能性、他の単元への波及です。

失点量は、点数の大きさ。短期修正は、2週間で変えられるか。波及は、他の大問にも効くか。この3つで並べます。ただし、短期修正のしやすさと波及の大きさは、得点だけでは決められません。答案と時間の記録を見てから判断します。

次の表は、追加の確認で語彙と文法に共通の誤答が見つかった場合の仮の例です。確認の前は、順位を確定しません。

候補(仮例)失点量短期修正波及判断
語彙小大大確認で誤答が共通していれば先に
文法中大大確認で誤答が共通していれば先に
読解大中小語彙・文法の確認後
英作文大中小答案を見てから決める

理由を言葉で残すと、次の模試で見直せます。順位だけを残すと、なぜその順番にしたかを忘れます。

11. 根拠が足りないときは保留にする

英作文の失点12点は大きいですが、答案がないと原因は分かりません。語彙の不足なのか、型が入っていないのか、時間で書けなかったのか。この3つは、対策が違います。

保留のままにする場合は、計画に「確認」として入れます。対策として入れるのではなく、まず答案を見る、という予定です。

AIに「英作文が弱い原因は何ですか」と聞くと、一般的な説明が返ります。一般論は参考になりますが、自分の答案の原因ではありません。区別して扱います。

12. 2週間の計画を作る

図8:2週間の計画(教材用の作例)

14日分です。標準日は文法15分、3・10日目は読解15分、7・14日目は再テスト15分。合計420分。

日語彙15分の内容記録分
1日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
2日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
3日目10分読解の短い1設問 15分5分30分
4日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
5日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
6日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
7日目10分類題の再テスト 15分5分30分
8日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
9日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
10日目10分読解の短い1設問 15分5分30分
11日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
12日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
13日目10分文法の誤答1問 15分5分30分
14日目10分類題の再テスト 15分5分30分
合計140分150+30+30分70分420分

語彙140+文法150+読解30+再テスト30+記録70 = 420分です。

休みを1日入れるなら 13日 × 30分 = 390分。総分も書き換えます。

1日30分で14日なら、合計420分です。ただし、毎日同じ配分ではなく、読解と再テストの日を入れます。

日の種類日数内訳小計
標準日10日語彙10分+文法15分+記録5分300分
読解の確認(3日目・10日目)2日語彙10分+読解の短い1設問15分+記録5分60分
再テスト(7日目・14日目)2日語彙10分+類題の再テスト15分+記録5分60分
合計14日420分

科目別に足すと、語彙140分、文法150分、読解30分、再テスト30分、記録70分です。合計は420分になります。

計画の依頼はこうです。

コピペ用プロンプト
1日30分、14日間で合計420分の計画を作ってください。標準日は語彙10分、文法15分、記録5分です。3日目と10日目は語彙10分、読解の短い1設問15分、記録5分にしてください。7日目と14日目は語彙10分、同じ原因の類題再テスト15分、記録5分にしてください。最後に、語彙・文法・読解・再テスト・記録の合計が420分になるか検算してください。

PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。

13. 1日の30分を分ける

図9:1日30分の内訳(教材用の作例)

標準日の例です。10 + 15 + 5 = 30。3・10日目と7・14日目は15分の中身が変わります。

語彙10
文法15
5

語彙10分

昨日の誤答語だけ。新規は増やさない。

文法15分

誤答の再現を1問だけ解く。

確認5分

言えなかったことを1行残す。

超えそうな日は、記録の5分を先に確保します。

標準日の30分は、10分が語彙、15分が文法、5分が記録です。3日目と10日目は文法の15分を読解の短い1設問に、7日目と14日目は同じ原因の類題再テストに置き換えます。語彙と記録は毎日同じです。

10分の語彙は、昨日間違えた語だけを見ます。新しい語は増やしません。15分の文法は、誤答の再現を1問だけ解きます。5分の記録は、今日言えなかったことを1行残します。

時間が取れない日は、確認の5分だけでも構いません。0分にすると、翌日に何をやるかが分からなくなります。逆に、30分を60分に増やす日は、増やした分を何に使ったかを記録します。記録がないと、翌週の計画を立てるときに根拠がありません。

読解の確認を3日目と10日目に置いたのは、語彙と文法の確認を始めてから、読解の1設問を試す順番にするためです(この記事の例)。読解を毎日入れると、記録の5分が削られ、同じ誤りを繰り返しやすくなります。

30分を超えそうな日は、確認の5分を先に確保します。確認を削ると、翌日に何をやるかが決まりません。

休みを入れる場合は、総分も変えます。13日で休み1日なら、13 × 30 = 390分です。420分のままにすると、計算が合いません。

14. 再テストは別の類題で行う

図10:再テストの判定(教材用の作例)

同じ問題ではなく、同じ原因に対応する別の類題で確認します。

7日目・14日目:別の類題を2問

同じ誤りが再発

その原因を最優先に戻す

正解だが遅い

時間の練習を足す

類題で正解

次の単元へ進む

7日目と14日目は、同じ原因に対応する別の類題で確認します。同じ問題の解き直しも復習にはなりますが、転移の確認には別の類題を併用します。同じ問題を暗記して正解しても、別の場面で使えるかは分かりません。

判定は3つです。同じ誤りが再発したら、その原因を最優先に戻します。正解したが時間がかかったら、時間の練習を足します。別の類題で正解できたら、次の単元へ進みます。

再テストの依頼はこうです。

コピペ用プロンプト
7日目と14日目に確認する問題を、同じ原因に対応する別の類題として2問ずつ作ってください。同じ文や同じ数値の使い回しはしないでください。

PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。

15. 模試の種類をまたいで比べない

模試の偏差値は、母集団が違うと単純に比較できません。A模試の偏差値55と、B模試の偏差値55は、同じ位置を示すとは限りません。

比較するなら、同じ模試の前回と今回、同じ大問の得点率で見ます。母集団が変わった場合は、順位より得点率と誤答の内容を見ます。

受験制度や配点は、大学の公式情報で確認してください。AIは公式の判定者ではありません。

同じ模試でも、回によって母集団や問題の難易度が変わります。前回より偏差値が下がっても、得点率が上がっていれば、内容は進んでいる可能性があります。逆に、偏差値が上がっても、得意な大問だけで取れているなら、弱点は残っています。

志望校を変えるかどうかも、偏差値1つでは決められません。配点、科目の相性、他の模試の結果、残り期間を並べて見ます。この記事のデータは架空なので、判断の型として使ってください。

16. AIの分析と、自分の証拠を分ける

図11:AIの見立てと自分の証拠(教材用の作例)

候補と確定を分けて書きます。

AIの見立て(候補)

  • ・読解の失点は語彙の可能性
  • ・英作文は型の不足かも
  • ・時間配分の見直し候補

断定しない。追加質問で絞る。

自分の証拠(確定)

  • ・例2は0秒で空欄
  • ・例4は条件を読み違えた
  • ・文法の誤答は同じ型が3回

答案と時間の記録から書く。

AIの分析は、渡したデータの範囲で返ってきます。答案の書き込み、時間の記録、解いているときの感覚は、自分にしか分かりません。ただし、感覚は証拠の一部であって、確定ではありません。答案と記録と照合して、仮説を更新します。

だから、分析の表には「AIの見立て」と「自分の証拠」を分けて書きます。AIの見立ては候補、自分の証拠は確定に使います。候補と確定が混ざると、根拠のない対策が残ります。

17. よくある質問

Q.偏差値や合格可能性も出してもらえますか。 A.この記事では扱いません。模試の偏差値は主催者が算出するもので、AIが同じ条件で再現できるとは限りません。得点率と失点の内訳で整理してください。

Q.原因をAIに決めてもらってよいですか。 A.候補として出してもらうのは構いませんが、断定は避けてください。答案と時間の記録がない場合は「原因未確定」とし、追加の質問で絞ります。

Q.1日30分で足りますか。 A.足りるかどうかは範囲と時期によります。この記事の30分は、語彙と文法の誤答を回すための編集上の目安です。読解や英作文を同時に増やすと、確認が薄くなります。

Q.同じ問題を解き直せば再テストになりますか。 A.同じ問題の解き直しも復習にはなりますが、転移の確認には別の類題を併用してください。同じ問題の正解は、答えを覚えて再現できることがあります。

18. まとめ

模試の分析は、計算の確認から始まります。得点率と失点を再計算し、合計が合うかを見ます。次に、失点の大きい順に並べ、原因の候補を複数出します。原因は答案と時間の記録で絞り、決められないものは保留にします。

優先順位は、失点量、短期修正、波及の3つで仮に並べ、理由を残します。確認前の順位は断定せず、追加の質問で根拠を集めます。計画は1日の分数と日数をかけ合わせ、総分と一致させます。再テストは別の類題で行います。偏差値や合格可能性は、AIに決めさせません。

参考・公式情報

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現論会で相談するときに持ってくるとよいもの

模試の分析をしても計画が続かないときは、次のものがあると、原因と時間配分を分けて見直せます。

1.模試の答案と問題冊子
2.大問ごとの得点と配点のメモ
3.小問ごとの時間の記録
4.原因仮説を書いた表
5.2週間の計画と実施の記録
6.再テストで使った類題

相談では、計画を増やす前に、原因が1つに絞れているかを確認します。

失点の大きさだけで、順番を決めていませんか

原因を絞り、2週間で確認できる計画まで一緒に組みます。

現論会 大阪梅田校

中津駅から徒歩1分。京大・阪大・医学部志望の生徒が多い、大阪の校舎です。

現論会 四条烏丸校

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