共通テスト対策

共通テストまで約70日|11月からの失点別・週間計画の作り方

公開日 2026年11月5日|情報確認日 2026年11月5日

共通テストまで約70日|11月からの失点別・週間計画の作り方
画像はイメージです

目次

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11月に入ると、共通テストのカウントダウンが目に入ります。ただし、残り日数から逆算して全科目を同じ割合で詰めると、12月に通し演習ができなくなります。先に決めるべきは、勉強量ではなく失点の種類です。

この記事は編集部の提案です。試験日程は大学入試センターの公式情報で確認し、科目・配点は自分の志望学部の入試方式で確認してください。

2027年度の出願はすでに終了している時期です。今から出願できるとは扱いません。出願先や科目の変更可否は、大学入試センターと大学の公式案内で確認してください。

11月5日は本試験初日まで72日

2027年度大学入学共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)です。11月5日時点では初日まで72日で、この記事では約70日と表現します。

日程は大学入試センターの受験案内で確認してください。この記事の日付は2026年11月5日時点の情報です。以降の案内で変更がないか、必ず公式で確認します。

出願は2026年10月に終了している時期です。ここから新しく出願する話はしません。受験票の取得や試験場の確認は、別の手順として公式案内に従ってください。科目と配点は、自分の志望学部の方式で確認します。同じ大学でも方式によって必要な科目が変わります。

失点を4つに分ける

模試や過去問の失点を、次の4つに分けます。原因が違えば、対策もかける時間も変わります。1つの問題に複数の原因がある場合は、最初に止まった原因を1つ選びます。

  • 分類

    未学習

    見分け方

    学校でまだ習っていない、教材を開いていない

    次の一手

    範囲を1冊に絞り、12月までに1周。新規を増やさない

  • 分類

    理解

    見分け方

    解説を読めば分かるが、白紙では説明できない

    次の一手

    例題→類題→口頭説明の順で、1単元ずつ確認

  • 分類

    時間

    見分け方

    最後まで解けば合うが、間に合わない

    次の一手

    大問ごとの制限時間を決め、捨てる基準を作る

  • 分類

    読み違い

    見分け方

    条件・設問・否定表現・解答欄を取り違えた

    次の一手

    設問の条件に線を引き、解答前に1行メモを書く

「ケアレスミス」でまとめると、対策が「気をつける」になります。気をつけるでは再現できません。読み違いなら、どの語を見落としたかまで書きます。時間なら、どの大問で何分超過したかまで書きます。

編集部の提案

11月は「未学習」と「理解」を減らす月、12月は「時間」と「読み違い」を検証する月、直前は「再発防止」に使う月、という順番です。ただし未学習が多い場合は、11月に通し演習を増やさず、範囲を埋めることを優先してください。

2教科の答案例で分ける

例として、英語リーディング70点/100点、数学I・A 45点/100点の答案を考えます。点数ではなく、どこで止まったかを見ます。

  • 教科・設問

    英語・読解問題

    答案の状態

    8問が未解答。前の大問に時間を使った

    分類

    時間

    次の一手

    後半の読解を20分で解く練習。設問で問われる内容を確認してから本文に戻る

  • 教科・設問

    英語・空所補充

    答案の状態

    文脈ではなく単語の意味だけで選んだ

    分類

    読み違い

    次の一手

    空所の前後1文を和訳し、選択肢の違いを1行で書く

  • 教科・設問

    数学・図形の問題

    答案の状態

    白紙。公式は覚えているが、どの公式を使うか決められない

    分類

    理解

    次の一手

    例題を3問、公式の選択理由を口に出して解く

  • 教科・設問

    数学・計算問題

    答案の状態

    計算は合っていたが、求める量と異なる数値と解答欄を選んだ

    分類

    読み違い

    次の一手

    解答前に、問われている量と解答欄の位置を指で確かめる

この例では、英語は「時間」と「読み違い」、数学は「理解」と「読み違い」に分かれました。英語に長文の通し演習を増やし、数学は例題の説明から戻る。同じ「点数が低い」でも、週の使い方は変わります。

設問の根拠を先に探す読み方は、設問が本文の一部を問う場合に向いています。内容全体や段落のつながりを問う設問では、本文を通して読む必要があります。解く順番は、自分が解いた年度の結果を見て選んでください。

答案例は架空のものです。実際の自分の答案で、同じ4分類を書き込んでください。分類が決まらない問題は「理解」に置き、来週の例題で確認します。

分類が決まらない問題を持ち込む

失点の分類は、答案の書き方を見ないと決まらないことがあります。模試の答案と配点資料を持って相談してください。

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答案や学習予定をもとに、今の課題を相談できます。

週20時間の配分例

例として、共通テスト対策に週20時間を使える週を考えます。演習6時間、復習8時間、基礎4時間、予備2時間で合計20時間です。演習より復習に時間を置くのは、解きっぱなしを防ぐためです。

  • 項目

    演習

    時間

    6時間

    中身の例

    共通テスト形式を1回分(英語・数学)+大問別の時間測り

  • 項目

    復習

    時間

    8時間

    中身の例

    間違えた問題の分類、解き直し、根拠の確認

  • 項目

    基礎

    時間

    4時間

    中身の例

    未学習・理解に分類した単元の例題と類題

  • 項目

    予備

    時間

    2時間

    中身の例

    学校行事・体調・予定のずれに備える

  • 項目

    合計

    時間

    20時間

    中身の例

    6+8+4+2=20時間

この割合を全員に勧めるわけではありません。二次試験や私立の対策も残す必要がある場合は、共通テストの比率を下げます。たとえば二次試験が重い志望校なら、演習4時間・復習6時間・基礎4時間・二次4時間・予備2時間で合計20時間、のように組み替えます。

週20時間はあくまで例です。平日2時間×5日=10時間、休日5時間×2日=10時間で20時間になります。部活や学校行事がある週は、学習課題の総量を減らして予備の2時間を残します。それでも足りない場合は、演習を1回分減らしてください。

週の配分を決める記入欄

時間を先に埋めず、科目と失点の分類を書いてから時間を割り当てます。

  • 今週やる演習(年度・大問)

  • 復習する問題(分類ごと)

  • 基礎に戻す単元(1〜2個)

  • 二次・私立に使う時間

  • 予備として空けておく時間

  • 週の合計時間(計算式も書く)

印刷して書き込むか、ノートに同じ行を作って埋めてください。

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11月・12月・直前の3段階

11月は失点の整理と修正、12月は通し演習で検証、直前は再発防止です。それぞれの月で、見る数字を変えます。

  • 時期

    11月6日〜30日

    目的

    整理と修正

    やること

    過去問1回分で分類。未学習と理解の単元を1冊に絞って戻す

    見る数字

    説明できた単元数

  • 時期

    12月1日〜31日

    目的

    通し演習で検証

    やること

    週1回、本番と同じ順番・時間で解く。時間と読み違いを記録

    見る数字

    時間内に解けた大問数

  • 時期

    1月1日〜15日

    目的

    再発防止

    やること

    間違い直しと生活リズム。新しい教材を増やさない

    見る数字

    同じ誤りを繰り返した数

12月の通し演習は、点数を上げるためではなく、時間配分と読み違いを確かめるために行います。点数が下がった回があっても、分類が説明できていれば次に進めます。逆に、点数が高くても時間超過が残っていれば、直前で崩れます。

直前の2週間は、新しい問題を増やさず、間違い直しを中心にします。同じ分類が何度も出た問題は、回数にかかわらず解き直してください。睡眠時間を急に変えると、当日の集中が崩れるため、1月に入ったら起床時刻を固定します。

過去問の使い方

共通テストの過去問は大学入試センターの過去問題ページから入手できます。まず1年分を、本番と同じ科目順・時間で解きます。その後は、大問別に時間を測って解き直します。

何年分やるかは、志望学部の配点と現在地で変わります。11月に1年分、12月に2〜3年分、直前は間違い直しのみ、という進め方が一例です。年度を増やすより、同じ年度を2回目に白紙から解けるかを確認してください。

過去問と、公表されている出題範囲を軸に進めます。出題内容の予想はせず、確認できる資料だけで判断してください。

よくある質問

残り70日を切ってからでも間に合いますか?

間に合うかどうかは、志望校の配点と現在地で変わるため、保証はできません。11月にできるのは、失点を4分類し、未学習と理解の単元を絞って戻すことです。12月に通し演習で検証できる状態を作ってください。

過去問は何年分やればよいですか?

年数より、解き直しの質です。まず1年分を本番と同じ時間で解き、分類します。12月に2〜3年分を追加し、直前は間違い直しだけにします。志望学部の配点が高い科目を優先してください。

二次試験や私立の勉強は止めますか?

止めません。共通テストの比率を上げる週と、二次・私立に戻す週を分けます。週20時間の例でも、二次対策を4時間残す組み替えを紹介しています。志望校の配点で比率を決めてください。

出願は今からできますか?

2027年度の出願は、2026年10月に終了している時期です。今から新しく出願できるとは扱いません。出願内容の変更や受験票の扱いは、大学入試センターと大学の公式案内で確認してください。

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まとめ

11月5日は本試験初日まで72日で、この記事では約70日と表現しています。失点は未学習・理解・時間・読み違いに分け、分類ごとに対策を変えます。

週20時間なら、演習6時間・復習8時間・基礎4時間・予備2時間が一例です。11月は整理と修正、12月は通し演習で検証、直前は再発防止。二次・私立の対策も残し、同じ割合を全員に当てはめないでください。

100日時点からの計画は共通テスト100日前の計画に、情報Iの時間配分は情報Iの時間配分に、返却後の復習手順は模試の復習は何からにまとめています。

参考・公式情報

現論会で相談するときに持ってくるとよいもの

共通テストの計画は、志望学部の配点と現在の失点の種類が分からないと決められません。次の5点があると、週の配分を具体的にできます。

1.直近の共通テスト形式の模試結果(科目別・大問別)
2.志望学部の共通テスト利用方式(科目・配点)
3.私立・二次試験の併願予定
4.直近1週間の学習記録
5.使っている過去問・教材の年度と範囲

答案と成績表は原本かコピー、学習記録はメモで構いません。点数より「どこで止まったか」が分かる形だと話が進みます。

失点の種類から週の配分を決める

共通テストと二次・私立の比率は、志望校と現在地で変わります。模試の結果と配点資料を持って相談してください。

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答案や学習予定をもとに、今の課題を相談できます。

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