【2/5同志社・全学部詳細分析】「同志社激難化」の全貌と分析新高3生へ警告と助言
目次
プロローグ:2月5日、今出川の悲劇
本日2月5日に行われた、同志社大学(全学部日程)。試験終了直後から、受験界隈では「英語」「日本史」の難化を嘆く声が殺到し、「過去問よりも明らかに難しかった」という反応が支配的です。一体、現場で何が起きたのか。
受験生たちのリアルな声と出題内容をもとに、その全貌を徹底レポートします。
第1章:【英語】抽象度の高さが「過去最高レベル」か
最も多くの受験生が涙を飲んだのが英語です。形式こそ例年通り(長文2題+会話文1題)でしたが、中身の質が変貌していました。
1. 長文読解(大問1):魔の「言語論」
大問1のテーマは、多くの受験生が苦手とする「言語と言語認識(Language and Perception)」に関する超・抽象的な評論文でした。
受験生の実感値:
「単語は『perception(知覚)』や『linguistic(言語の)』など標準レベルだが、筆者の主張が哲学的すぎて頭に入ってこない」
「第3段落あたりで『言語が思考を決定するのか』という話になり、日本語訳を作れても意味不明でパニックになった」
出題の罠:
内容一致問題(Content Match): 本文の単語をそのまま使わず、「具体例を抽象化して言い換える」選択肢が多発。本文の「赤や青といった色彩」という記述を、選択肢では「Categorization of visual stimuli(視覚刺激の分類)」と言い換えるような、高度な論理操作が求められました。
2. 長文読解(大問2):文化人類学とAI
大問2は打って変わって、現代的なテーマ。「AI技術と人間の創造性」あるいは「文化継承」に近いテーマとの報告があります。
受験生の実感値:
「大問1よりは読みやすかったが、とにかく『量』が多い。1000語近い長文で、後半完全に息切れした」
「空所補充(穴埋め)で、前置詞の知識(in terms of, at the expense of等)を問う問題がいやらしい。熟語帳の隅っこまで覚えていないと即答できない」
3. 会話文(大問3):時間切れの「塗り絵」祭り
大問1・2で時間を使い果たし、完答できなかった受験生が続出しています。
受験生の実感値:
「会話文の内容は『留学相談』のような日常系で易しかったが、残り5分しかなくマークを適当に埋める(塗り絵)しかなかった」
「整序問題(並び替え)が、口語表現特有の省略があり、文法だけでなくリズムで解く必要があった」
第2章:【日本史】作問者は「仏像マニア」なのか?
同志社の日本史は「難問」で有名ですが、今年は特に「文化史」の深さが際立ちました。
1. 鎌倉仏教・美術の「重箱の隅」
受験生を最も動揺させたのが、文化史の出題です。
出題詳細:
教科書の太字レベル(運慶・快慶など)ではなく、「地方寺院のマイナーな仏像様式」や、「特定の仏師の系譜」を問う問題が出現。
史料問題では、中世の「徳政令」に関する史料が出たものの、その「発布された背景にある具体的な飢饉の名前」や「当時の執権のフルネーム」を漢字で書かせる記述問題でミスが多発しました。
会場からの悲鳴:
「資料集のキャプション(写真の説明文)まで覚えていないと太刀打ちできない」
「記述問題で漢字をド忘れして詰んだ。『執権』の漢字がゲシュタルト崩壊した」
2. 近現代:政党史の複雑さ
出題詳細: 明治〜大正期の政党内閣の変遷について、「誰がどの政党から離脱して新党を作ったか」という離合集散のフローチャートを完璧に理解していないと解けない正誤問題が出題されました。
第3章:【世界史】「タテの歴史」と「東南アジア」
世界史も、欧米中心の学習をしていた層を狙い撃ちにする出題でした。
1. 東南アジア・イスラーム交易網
出題詳細:
「マラッカ王国」や「マジャパヒト王国」など、東南アジア島嶼部の興亡と、そこに関わるイスラーム商人の動きを時系列で並べる問題。
地図問題で、特定の港町の場所をピンポイントで選ばせる設問があり、地理的知識が曖昧な受験生が失点を重ねました。
受験生の実感値:
「ヨーロッパなら年号まで覚えていたのに、東南アジアの王朝の順番なんて手薄だった」
「香辛料貿易のルート、地図でもっと確認しておくべきだった」
2. 中国史:文化史の記述
出題詳細: 中国歴代王朝の「陶磁器」や「絵画」に関する記述問題。特に宋代・明代の文化的な特徴を記述させる問題で、用語が出てこないケースが多発しました。
第4章:【国語(現代文・古文)】主語不明のミステリー
1. 現代文:硬派な「社会論」
出題詳細:
テーマは「近代社会における『公』と『私』の境界線」。
傍線部がなく、全体の内容合致を問う同志社特有の形式に加え、記述問題(40字制限)が出題。「本文の言葉を使って」という指定があるものの、該当箇所をそのまま抜き出すと字数オーバーになるため、高い要約力が試されました。
2. 古文:中世の「随筆・説話」
出題詳細:
出典は『無名草子』や『古今著聞集』系の中世作品との情報あり。
最大の特徴は「主語の省略」。敬語(尊敬・謙譲・丁寧)の方向から動作主を特定しないと、誰が誰に話しているのか全く分からない構造でした。
受験生の実感値:
「登場人物が全員『のたまひけり(おっしゃった)』となっていて、誰が偉い人なのか混乱した」
「和歌の解釈問題、掛詞(かけことば)に気づかず直訳して選択肢を間違えた」
第5章:【数学(理系・文系)】計算地獄
1. 理系数学:数IIIの「重さ」
出題詳細:
「複素数平面」と「微積分」の融合問題が出題。解法の方針は立つものの、計算過程が非常に煩雑で、途中で計算ミスを誘発するような係数設定でした。
受験生の実感値:
「大問3の計算結果が汚すぎて、自分の計算を疑って時間をロスした」
2. 文系数学:確率の難化
出題詳細: 「場合の数・確率」で、条件分岐が多い問題が出題。「少なくとも〜」の余事象を使うパターンですが、数え上げの漏れが起きやすい設定でした。
第6章:【理科(物理・化学・生物)】「共テの悪夢」再び?
共通テストで「理系-30点」という大打撃を受けた理系受験生。今日の同志社でも、その傷口に塩を塗るような「記述・思考力」を問う出題が相次ぎました。
1. 化学:理論の「記述」と有機の「構造決定」
化学は「標準〜やや難」ですが、国公立2次試験レベルの記述力が求められました。
出題詳細:
錯イオンの異性体: 大問1の理論分野で、錯イオンの立体異性体について、構造式を描かせるだけでなく「なぜその異性体が存在するのか」等の理由記述が出題された模様。用語暗記では対応できません。
有機化学: 例年通りの構造決定ですが、分子量が大きく、パズルの難易度が高い設定。特定に時間がかかり、理論の計算時間を圧迫しました。
受験生の実感値:
「有機の構造決定でハマって、理論の計算検算できなかった」
「錯イオンの記述、教科書のコラムレベルじゃん…」
2. 物理:力学の「描図」と設定の複雑さ
共通テストの「物理ショック(平均46点)」の影響で過剰に警戒していた受験生も多かったですが、同志社特有の「重厚な出題」は健在でした。
出題詳細:
力学: 物体の運動について、単に式を立てるだけでなく、「力のベクトル図(作図)」や「v-tグラフ」を描かせる設問が含まれていたとの情報あり。現象を正しくイメージできているかが問われました。
電磁気: コンデンターを含む回路問題で、スイッチの切り替えによる過渡現象を丁寧に追う必要があり、計算量が膨大でした。
受験生の実感値:
「共テのトラウマでビビりすぎて、最初の方程式立てるのに時間かけすぎた」
「計算用紙が真っ黒になった。90分フルに使っても終わらない」
3. 生物:知識の「深さ」と考察
出題詳細:
遺伝情報: DNAの複製や転写・翻訳に関する詳細なメカニズムを問う問題。教科書の図版の細かい酵素名まで問われました。
考察問題: 実験データのグラフを読み取り、論述させる問題が出題。国公立志望者には有利ですが、私大専願者には厳しい内容でした。
第7章:【現場のリアル】倍率と雰囲気
最後に、試験会場の「空気感」についてです。
1. 「政策学部」教室の異常な熱気
報告:
「政策学部の教室、欠席者が少なすぎる」「去年より明らかに人が多い」との報告が相次いでいます。
分析:
昨年の倍率は比較的穏やかでしたが、今年は「共テ難化による国公立組の避難先」としてロックオンされました。実質倍率、および合格最低点は間違いなく上昇するでしょう。
2. 理系学部の「国公立組」流入
理系(理工学部・生命医科学部など)の会場では、休憩時間に「阪大の物理」や「神大の化学」の話をしている集団が目立ちました。
共通テストの失敗を挽回しようとする国公立理系組が、滑り止めとして同志社を「ガチ」で取りに来ています。
さいごに:【新高3生へ】2027年入試を生き残るための「2月のアクションプラン」
今日の同志社入試の惨状は、決して他人事ではありません。1年後、この会場で青ざめているのは、対策を怠ったあなた自身かもしれないのです。
「まだ1年ある」ではありません。
今日の難化傾向を踏まえ、新高3生(現高2生)が「今月中に」始めるべき3つのことを提示します。
① 英語:単語から「論理」へシフトせよ
今日の「言語論」で多くの先輩が撃沈しました。単語の意味を繋げるだけの読解は、同志社には通用しません。
Action:
単語帳(シス単など)の2章までを終えたら、すぐに『パラグラフリーディングのストラテジー』や『英文解釈の技術70』に入ってください。「筆者はなぜこの具体例を出したのか?」という論理構成(ロジック)を追う訓練をしないと、抽象的な文章は一生読めません。
② 理社:「教科書の外側」まで手を伸ばせ
日本史の「仏像」や、化学の「錯イオン記述」が示したのは、表面的な暗記の終焉です。
Action:
今日から、教科書を読むときは必ず「横に資料集(図説)」を置いてください。文系なら「写真のキャプション」、理系なら「実験のコラム」や「発展事項」。同志社の正解は、そこに書いてあります。
③ 「敵」を知る儀式を行え
これが最も重要です。今週末、書店に行くかネットで検索して、同志社大学の赤本(過去問)を1年分、見てください。解けなくても構いません。
英語の長文がどれくらい長いのか?
化学の構造決定パズルがどれくらい複雑か?
この「絶望」を今知ることが、最強のスタートダッシュになります。「高3の夏から過去問」では手遅れです。「敵の強さ」を知ってから、武器(参考書)を選んでください。
もし、「何から手をつければいいか分からない」「自分の志望校の傾向をもっと詳しく知りたい」という人は、現論会 大阪梅田校に来てください。
今日の詳細データをもとに、あなただけの「勝ち残るための年間計画」を作成します。


