画像を作る勉強は、作り方より前の段階でつまずきます。何を1枚に載せるかが決まっていないまま「かわいいノート風の画像を作って」と頼むと、文字が崩れ、情報が詰まり、結局テキストで見返すことになります。
この記事は、総合ガイドではありません。画像教材の入力文に絞った、実践用のテンプレート集です。基本4本、修正4本、科目別3本、最後の点検1本の合計12本を、番号付きの完成プロンプトとして載せます。差し込んで使う共通の型は別枠で紹介するので、12本には数えていません。
比較表・ノート・付箋・暗記カードの考え方は、それぞれ別の記事で詳しく扱っています。ここでは重複を避け、画像にするときの入力の具体性と、生成後の点検に絞ります。
画像生成の機能、使えるモデル、生成できる枚数、画面の名称は環境で変わります。以下の文は、ふつうの日本語で書いた依頼として再現できる形にしています。このページは2026年10月26日時点の下書きで、公開日を示すものではありません。
目次
1. この記事は「画像教材の入力」に絞る
図1:用途から形式を選ぶ(教材用の作例)
4つの形式は、読み方が違います。用途が決まると形式が決まります。
比較表
2つを並べて違いを見る
例:光合成と細胞呼吸
ノート
手順や式の流れを追う
例:平方完成の4行
付箋
短い項目を見返す
例:英単語5語
カード
問いと答えを分ける
例:古文単語4語
どれも中身はテキストと同じで、違いは読み方です。
勉強用の画像は、大きく4つに分かれます。比較表、ノート、付箋、暗記カードです。どれも中身はテキストと同じで、違いは読み方です。
比較表は、2つの対象を並べて違いを見るのに向いています。ノートは、手順や式の流れを追うのに向いています。付箋は、短い項目を並べて見返すのに向いています。カードは、問いと答えを分けて確認するのに向いています。
この4つの形式を、221の比較表、222のノート、223の付箋、224の暗記カードの記事で扱っています。ここでは、それぞれを画像にするときの入力文だけを扱います。
2. 作る前に決める3つ
図2:依頼文に入れる要素(教材用の作例)
内容 → 形式 → 用途の順に決めます。決まらないまま頼むと平均的な画像が返ります。
内容
確定したテキストを先に用意する
形式
比較表/ノート/付箋/カード
用途
スマホ/印刷/画面で眺める
文字量
1枚あたりの行数・項目数
構図と色
縦横、余白、3色まで
制約
指定外の文字を足さない
決めるのは3つです。載せる内容、形式、使う場面です。
内容は、確定したテキストを先に用意します。画像生成は、書いた内容を絵にする作業です。内容を一緒に考えさせると、正しいかどうかの確認が後回しになります。
形式は、上の4つから選びます。使う場面は、スマホで見るのか、印刷するのか、画面で眺めるのかです。この3つが決まると、依頼文の要素が決まります。
決まっていないまま頼むと、AIは平均的な「study notes」の画像を返します。文字は小さく、項目は多く、自分の教材とは関係のない内容になります。
3. 共通の型(12本には含めない)
毎回書く要素を、型としてまとめておきます。これは12本のプロンプトに差し込む部品で、完成プロンプトとしては数えません。
図3:曖昧な依頼と具体的な依頼(教材用の作例)
同じ内容でも、指定の量で結果が変わります。
曖昧
「かわいいノート風の画像を作って」
内容が入らない/文字が小さい/項目が多すぎる
具体
「平方完成の4行を、1行12文字まで・6行までで、縦長・白背景・黒文字」
内容・行数・構図・色が決まっている
差が大きい3項目
【共通の型】 ・用途:(スマホで見返す/印刷して貼る/テスト前に眺める) ・形式:(比較表/ノート/付箋/カード) ・確定テキスト:以下を一字も変えずに画像内へ ・文字量:(1枚あたりの行数や項目数の上限) ・構図:(縦長/横長、余白の位置) ・色:(背景、見出し、強調の3色まで) ・制約:(指定外の文字を追加しない/グラフや写真を入れない) ・出力後の確認:(文字表を並べて出す)
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
この型を毎回すべて書く必要はありません。迷ったときに戻る場所として使います。
4. 基本1:比較表のプロンプト
図4:4形式の教材作例(教材用の作例)
比較表・ノート・付箋・カードを、それぞれ別の作例として並べています。文字の表としても持ち、画像は見返す補助にします。
比較表(観点+2列)
観点|光合成|細胞呼吸
行う場所|葉緑体|ミトコンドリア
主な入力|光・水・二酸化炭素|酸素と有機物
得られるもの|酸素と有機物|二酸化炭素・水・ATP
ノート(5行)
y = x² − 4x + 3
y = (x² − 4x) + 3
y = (x − 2)² − 4 + 3
y = (x − 2)² − 1
頂点 (2, −1)
付箋(5枚すべて)
acquire:得る、身につける
avoid:避ける(avoid 〜ing)
require:必要とする(require A to do)
affect:影響を与える(動詞)
provide:提供する(provide A with B)
カード(4語すべて・表と裏)
表:いと / 裏:とても
表:おどろく / 裏:目を覚ます/はっと気づく
表:あはれ / 裏:しみじみとした趣
表:をかし / 裏:趣がある、おかしい
この4語は確認した指定語義の練習で、語の全語義ではありません。
スマホの幅では1列に積まれます。色は区別のためだけで、正誤の意味は持ちません。
次の内容を、比較表の画像にしてください。表の文字は一字も変えないでください。 ・用途:スマホで見返す(縦長) ・比較する対象:光合成と細胞呼吸 ・観点は3つ:行う場所、必要なもの、得られるもの ・確定テキスト: 光合成/行う場所:葉緑体/必要なもの:光・水・二酸化炭素/得られるもの:酸素と有機物 細胞呼吸/行う場所:ミトコンドリア/必要なもの:酸素と有機物/得られるもの:二酸化炭素・水・ATP ・表は2列(光合成・細胞呼吸)、行は3観点。見出し行を必ず入れる ・背景は白、見出しは濃い青、強調は1色だけ。写真やイラストは入れない ・指定した文字以外を画像内に追加しない ・出力後に、画像内で使った文字を表として文字でも並べてください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
最後の一文が要です。画像の中の文字を、文字でも出させると、崩れを自分で見つけられます。
5. 基本2:ノートのプロンプト
次の手順を、ノート風の画像にしてください。式と数字は一字も変えないでください。 ・用途:印刷して手元に置く(横長) ・題材:二次関数 y = x² − 4x + 3 の平方完成 ・確定テキスト(この順番で): 1行目:y = x² − 4x + 3 2行目:y = (x² − 4x) + 3 3行目:y = (x − 2)² − 4 + 3 4行目:y = (x − 2)² − 1 5行目:頂点 (2, −1) ・各行の間を広くとり、行の右側に短いメモを1つだけ入れる(例:「4の半分の2乗を足して引く」) ・罫線は薄いグレー、文字は黒。装飾のイラストは入れない ・上付きの2が数字の横に並ぶ形になっていないか確認し、崩れていたら報告してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
式の画像は、指数の位置が崩れやすい箇所です。x² が x2 になっていないかを、文字表で確認します。
6. 基本3:付箋のプロンプト
次の5語を、付箋を並べた画像にしてください。語と意味の組み合わせを変えないでください。 ・用途:スマホで見返す(縦長) ・確定テキスト: acquire:得る、身につける avoid:避ける(avoid 〜ing) require:必要とする(require A to do) affect:影響を与える(動詞) provide:提供する(provide A with B) ・付箋は5枚、縦に2列で並べる(3枚+2枚) ・1枚の付箋に入れる文字は、見出し1行と補足1行まで ・付箋の色は3色まで。色は見た目の区別だけで、正誤の意味を持たせない ・指定外の語を追加しない ・出力後に、5枚の文字を一覧の表でも出してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
付箋は、1枚に入れる情報が増えるほど読まれなくなります。見出しと補足の2行で止めます。
7. 基本4:暗記カードのプロンプト
次の4語を、暗記カードの表と裏が並んだ画像にしてください。 ・用途:印刷して切り、裏返して使う(横長) ・確定テキスト: いと:とても おどろく:目を覚ます/はっと気づく あはれ:しみじみとした趣 をかし:趣がある、おかしい ・表面は語だけ、裏面は意味だけ。表面と裏面を左右に分けて並べる ・表面と裏面の番号を対応させる(1〜4) ・文字は大きめ、1枚に1語だけ。例文や派生語は入れない ・「驚く」など現代語の言い換えを勝手に追加しない ・出力後に、表と裏の対応を文字の表でも出してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
実際の入力画面(スクリーンショット)
操作説明用の模式図とは別に、実際の画面を撮影したものです。画面の名称・配置は環境で変わります。
タップ・クリックで拡大
- 1確定テキストを貼る
- 2形式と文字の条件を書く
- 3文字を追加しない制約を入れる
この画面は送信前の入力までを写したものです。記事中の回答例は説明用に整理した作例で、この画面から返ってきた実際の回答ではありません。個人情報は画面の範囲外にしています。
カードは、画像のままでは隠せません。印刷して切るか、指で隠すか、文字表と組み合わせます。
8. 修正1:文字が崩れたとき
図5:文字崩れの修正前後(教材用の作例)
崩れた箇所を特定し、1か所だけ直します。他の部分が同じになる保証はありません。
修正前(崩れの例)
ミトコンド丿アは呼吸によるATP産生に関わる
漢字が部品に分解され、語が別物になっている
修正後
ミトコンドリアは呼吸によるATP産生に関わる
それでも崩れるとき
文字を短くする → 行を減らす → 画像を分ける → 図形だけにして文字は本文へ
画像生成で最も多い失敗が、文字の崩れです。日本語が漢字の部品に分解される、同じ語が2回出る、行が途中で切れる。どれも、内容ではなく描画の問題です。
修正の依頼は、崩れた箇所を特定して1か所に絞ります。
画像内の「ミトコンドリア」の文字が崩れています。次の点だけ直してください。 ・「ミトコンドリア」を、一字も欠けず正しい語で描く ・それ以外の文字、配置、色、余白は変えない ・直した箇所を、文字の表で報告してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
「それ以外は変えない」と書いても、他の部分が完全に同じになる保証はありません。修正のたびに、全体の文字表を照合します。
崩れが繰り返す場合は、文字を短くします。「ミトコンドリアは呼吸によるATP産生に関わる」を「ミトコンドリア:ATP産生」に縮めます。それでも崩れるなら、画像は図形だけにして、文字は本文に残します。
9. 修正2:情報が多すぎるとき
図6:1か所だけ直す対話(教材用の作例)
同時に3か所直すと、どこが変わったか確認できません。
あなた
1行目の「葉縁体」が「葉緑体」になっていません。この1か所だけ直してください。
条件
他の文字・配置・色は変えない。直した箇所を文字の表で報告する。
確認
修正後も、全体の文字表をもう一度照合します。別の行が変わっていることがあります。
1枚に全部を入れようとすると、文字が小さくなり、どこを見ればいいか分からなくなります。情報過多かどうかは、決め打ちの基準では判断できません。実際に表示する大きさで読めるか、視線の順番が決まるかで見ます。
修正は、分割します。
この画像は情報が多すぎます。次の2枚に分けてください。 ・1枚目:3観点の比較表だけ(行は3つまで) ・2枚目:補足の注記だけ(3行まで) ・2枚を同じ配色・同じ書式にそろえる ・どちらの画像にも、指定した文字以外を追加しない
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
分割すると枚数は増えますが、1枚あたりの判断は速くなります。見返すときに探す手間も減ります。
10. 修正3:数式が違うとき
図7:数式の照合(教材用の作例)
画像を見比べるより、式を文字で書き出させるほうが速く確かめられます。
| 元のテキスト | 画像から書き出した式 | 判定 |
|---|---|---|
| y = (x − 2)^2 − 1 | y = (x + 2)^2 − 1 | 要修正(符号) |
| 頂点 (2, −1) | 頂点 (2, −1) | 問題なし |
| y = (x − 2)^2 − 1 | y = (x − 2)2 − 1 | 要修正(指数) |
指数の2が係数の位置に並ぶ崩れは多く、x2 と書かれていないかを見ます。
数式の画像は、符号と指数が崩れます。x − 2 が x + 2 になる、指数の2が係数になる、(x − 2)² − 1 の −1 が抜ける。これは内容の誤りなので、必ず直します。
確認の依頼は、式を文字で出させます。
画像内の数式を、文字で書き出してください。指数は ^ を使ってください。 元のテキストは y = (x − 2)² − 1 と 頂点 (2, −1) です。 書き出した式が元のテキストと一致しない箇所だけを直してください。
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
文字で出させると、どこが違うかがはっきりします。画像を見比べるより速く、見落としも減ります。
数式が安定しない場合は、式は本文のテキストで書き、画像はグラフや図だけにします。グラフの頂点が (2, −1) になっているかは、軸の目盛りで確認します。
11. 修正4:スマホで小さいとき
図8:スマホ用と印刷用の構図(教材用の作例)
同じ内容でも、用途が違えば構図が変わります。固定のピクセル数が常に最適とは限りません。
スマホで見る(縦長)
1行12文字
6行まで
余白は左右1割
横長を縮めると文字が読めません
A4に貼る(横長)
表は3列まで/注記は下にまとめる
手元で読むので、文字を小さくしても成立します
スマホで見て小さいと感じたら、原因は文字の大きさだけではありません。横長の画像をスマホの幅に合わせると全体が縮みます。縮小率、字体、コントラスト、余白も関係します。
修正は、縦長にして行数を減らします。
この画像を、スマホで読みやすい縦長に作り直してください。 ・1行の文字数は12文字を目安に ・1枚の行数は6行を目安に ・見出しは本文より大きく ・左右に余白を取る ・内容は変えず、行の分け方だけを変える
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
印刷用は、手元で見る距離が短いので、画面より小さい文字でも読める場合があります。ただし用紙や視力で変わるため、実際の大きさで確認します。用途が違えば、同じ内容でも構図が変わります。
固定のピクセル数を指定すれば必ず最適になるわけではありません。表示する画面の幅で決めます。
12. 科目別1:英単語の画像
次の5語について、語と例文をセットにした画像を作ってください。 ・用途:電車の中で見返す(縦長) ・確定テキスト: acquire:She acquired a new skill.(彼女は新しい技能を身につけた) avoid:He avoided answering the question.(彼はその質問に答えるのを避けた) require:This task requires patience.(この作業には忍耐が必要だ) affect:The news affected everyone.(その知らせは全員に影響を与えた) provide:The school provides students with laptops.(学校は生徒にノートPCを提供している) ・各語は「語・例文・訳」の3行。1語ずつ区切る ・例文の下に、その語の形の注意を1行だけ(例:avoid の後ろは 〜ing) ・5語を上から順に並べる。1枚に5語を超えて入れない ・指定外の語や例文を追加しない ・出力後に、5語の例文を文字でも出してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
例文は、教材に載っているものか、自分で確認したものを使います。AIに自由に作らせた場合は、辞書で照合してから画像にします。
13. 科目別2:日本史の出来事の順序の画像
図10:日本史は「時間の順序」で並べる(教材用の作例)
2項目に矢印1本。矢印は時間の順序を示すだけで、因果の全説明ではありません。
1600年 関ヶ原の戦い
時間の順序
(因果の全説明ではない)
1603年 徳川家康が征夷大将軍に任命
年号と出来事は国立公文書館「関ヶ原の戦いと征夷大将軍」で確認できます。理由の説明は生成させず、この2項目だけを渡します。
次の2つの出来事を、時間の順序が分かる画像にしてください。 ・用途:授業ノートに貼る(横長) ・確定テキスト(この表記のまま): 1600年 関ヶ原の戦い 1603年 徳川家康が征夷大将軍に任命 ・2項目を左から右に並べ、矢印は1本だけ ・矢印のラベルは「時間の順序(因果の全説明ではない)」とする ・年号・人物名は、この2項目以外を追加しない ・背景は白、矢印は1色、見出しは黒 ・出力後に、2項目と矢印のラベルを文字の表でも出してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
この2つは国立公文書館のデジタル展示で確認できる出来事です。矢印は時間の順序を示すだけで、なぜそうなったかの説明ではありません。因果を説明させると、資料にない理由が足されます。
14. 科目別3:理科の小器官の画像
次の資料の内容だけを使って、細胞の模式図の画像を作ってください。 ・用途:テスト前に眺める(横長) ・確定テキスト(資料の文): 核はDNAを含み、細胞の設計図を保管する。リボソームはタンパク質合成に関わる。ミトコンドリアは呼吸によるATP産生に関わる。植物細胞にもミトコンドリアがある。細胞壁と葉緑体は植物細胞の特徴である。 ・細胞の輪郭を1つ描き、その中に核・リボソーム・ミトコンドリアを配置する ・各器官の名前を引き出し線で外側に書き、役割を1行ずつ添える ・資料に書かれていない器官(ゴルジ体など)は描かない ・色は3色まで。色の違いに正誤の意味を持たせない ・出力後に、図中の器官名と役割を文字の表でも出してください
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
模式図は、実際の顕微鏡写真ではありません。形や大きさの比は正確ではないので、そこを覚える対象にしません。細胞呼吸はミトコンドリアだけで完結するわけではなく、真核細胞の好気呼吸の中心的な場がミトコンドリアで、解糖系は細胞質基質で進みます。この注記は本文に残し、画像には入れません。
15. 点検:最後の1本
図9:最終点検の6項目(教材用の作例)
判定は「問題なし/要修正」の2つ。修正は一覧を出してから1か所ずつ。
文字の崩れ
漢字の分解・重複・欠け
確定テキストとの一致
追加・変更・抜け
数式
符号、指数の位置
文字量
1行の文字数と行数
色の意味
色だけで正誤を示していないか
資料外の内容
書いていない器官や語が入っていないか
6項目を1回で確認し、要修正は1つだけ挙げさせます。並べすぎると直す順番が決まりません。
12本目は、作った画像を点検するためのプロンプトです。生成のためではなく、確認のために使います。
これまでの画像について、次の6点を1つずつ確認し、表にしてください。 1. 文字の崩れ(漢字の分解、重複、欠け) 2. 確定テキストとの一致(追加・変更・抜け) 3. 数式と符号、指数の位置 4. 1行の文字数と行数(スマホで読めるか) 5. 色が意味を持ってしまっていないか 6. 資料に書かれていない内容が入っていないか 各項目は「問題なし/要修正」で判定し、要修正なら該当箇所を1つだけ挙げてください。修正はまだ行わず、一覧だけ出してください。
PCは文字をドラッグしてコピー、スマホは長押しで選択してください。選択操作は端末により異なります。
一覧を出させてから、1か所ずつ直します。同時に3か所直すと、どこが変わったか確認できません。
16. 12本の一覧
| 番号 | 種類 | 内容 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 1 | 基本 | 比較表(光合成と細胞呼吸) | スマホで見返す |
| 2 | 基本 | ノート(平方完成の手順) | 印刷して手元に |
| 3 | 基本 | 付箋(英単語5語) | スマホで見返す |
| 4 | 基本 | 暗記カード(古文単語4語) | 印刷して切り離す |
| 5 | 修正 | 文字が崩れたとき | 1か所だけ直す |
| 6 | 修正 | 情報が多すぎるとき | 2枚に分割 |
| 7 | 修正 | 数式が違うとき | 文字で書き出して照合 |
| 8 | 修正 | スマホで小さいとき | 縦長・行数を減らす |
| 9 | 科目別 | 英単語(語と例文) | 電車の中で |
| 10 | 科目別 | 日本史の出来事の順序 | ノートに貼る |
| 11 | 科目別 | 理科の小器官 | テスト前 |
| 12 | 点検 | 6項目の最終確認 | 生成後 |
合計12本です。3の共通の型は、ここに数えていません。
17. 生成したあとにやること
図10:画像と文字表の二重管理(教材用の作例)
画像だけにすると検索できず、読み上げにも対応できません。
画像
- ・一目で見返せる
- ・配置で関係を示せる
- ・文字は検索できない
文字の表
- ・検索できる
- ・修正が1語で済む
- ・読み上げに対応できる
画像は見返すための補助。内容の本体はテキストに残し、両方をセットで持ちます。
順番は4つです。文字表で照合する。形式と構図を見る。1か所だけ直す。文字を隠して思い出す。
文字表の照合では、確定テキストと画像内の文字を並べます。追加、変更、抜けの3つを探します。1文字でも違えば、その箇所をメモします。
構図の確認では、1行の文字数、行数、余白を見ます。スマホで読めない大きさなら、内容ではなく構図の問題です。
修正は1回に1か所です。直したら、また文字表で全体を照合します。1か所直したはずが、別の行が変わっていることがあります。
最後に、画像の文字を隠して、内容を言えるか試します。画像を見ながら「分かる」は、文字が読めているだけのことがあります。
3色、6行、1行12文字といった数字は、テンプレート上の目安です。必ず守る規則でも、成果を保証する数字でもありません。
テキストは必ず本文にも残します。画像だけにすると、検索できず、読み上げにも対応できません。画像は見返すための補助で、内容の本体はテキストです。
ダウンロードや保存の導線は環境で変わります。保存できない場合は、画面のスクリーンショットか、文字表を貼り付けて代用します。
18. よくある質問
Q.画像生成のプロンプトに決まった書き方はありますか。 A.用途、被写体、構図、スタイル、制約を自然言語で伝え、結果を見て直す流れが基本です。この記事の12本は、その流れに沿って編集部が作った独自の型です。
Q.文字が必ず崩れます。 A.文字を短くする、行を減らす、画像を分割する、の順に試します。それでも崩れる場合は、画像は図形だけにして、文字はテキストで残します。
Q.1枚に全部入れたほうが便利では? A.見返すときに探す手間が増えます。まず3観点か6行までに絞り、足りない分は2枚目に分けます。
Q.色で正誤を分けてもいいですか。 A.色だけで正誤を示すと、色が見分けにくい人に伝わりません。文字でも「正解」「誤り」と書きます。
19. まとめ
画像教材は、内容を確定させてから作ります。形式を4つから選び、用途を決め、共通の型に沿って依頼します。基本4本、修正4本、科目別3本、点検1本の12本を、そのまま使うか、内容を差し替えて使います。
生成後は、文字表で照合し、1か所ずつ直し、最後に文字を隠して思い出します。画像は見返すための補助で、内容の本体はテキストに残します。
参考・公式情報
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画像教材の元になる、4つの形式の記事もまとめています。
現論会で相談するときに持ってくるとよいもの
画像を作っても見返さないときは、次のものがあると、内容と形式のどちらに問題があるかを分けられます。
相談では、画像を増やす前に、内容がテキストで残っているかを見ます。




